100倍楽しい旅の作り方 と 日々見つける美味しいものを紹介します!
キプロス

キプロスでのんびりバカンス

旅好きなみなさん、こんにちは!

昨年の夏休みに、旦那とキプロスに行ってきました!ヨーロッパにいると色々なビーチへのアクセスがありますが、滞在日数、物価や食事の嗜好など、検討を重ねた上で今回はキプロスへ行ってみることに。今回は、そんなまだ日本人がほとんどいないキプロスのおすすめポイントをお伝えします。日本からは飛行機の乗り継ぎ必須ではありますが、物価もギリシャの島などと比較すると格段に安いので、おすすめです。

1 EUR(ユーロ)≒121円
※2020年1月時点

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キプロスとは?

キプロスとは、一般的にはキプロス共和国(南キプロスと呼ばれている)という国家のことで、イギリス連邦加盟国であることを私も今回訪れるまで知りませんでした。

立地的には、トルコの真下にあり、「中東?」という場所に位置しますが、EUにも加盟しており、実質は島の大部分をギリシャ系民族が占めている、文化的にもギリシャ色がとても強い国です。

日本ではあまり知られていませんが、キプロスは現在複雑な状況下にあります。

島の北部寄りにある首都ニコシアを共有する(分け合う)形で、トルコのみが承認していてトルコ系民族が暮らしている北キプロス・トルコ共和国(いわゆる北キプロス)という独立国家も存在します。

簡単に言うと、首都ニコシア市内に国境があり、両国の出入国審査のブースがあって、別の国としてパスポート提示の上で出入国が可能という、ユニークな島です。

北キプロス側に入ったところから撮影した国境のパスポートコントロール

もともとギリシャ系とトルコ系の両方の民族が暮らしてきた島なので、どのような国家のあり方が正解なのか私には分かりませんが、一つの島を二か国で分けているという状況です。

キプロスの治安は?

キプロスは観光が主な産業で、ヨーロッパや中東からの観光客が多いです。南キプロスはギリシャのような雰囲気で、穏やかで小さいビーチシティという感じでした。

私たちが訪れた7月はバカンス客ばかりだったのですが、治安が悪いと感じることはまずなく、地元の人もマイペースに働いていて、観光客もゆったりと休暇を過ごしている感じで、騒がしさや喧嘩などを見ることも一切ありませんでした。

北キプロスにも日帰りで行ってきましたが、確かに雰囲気は、南キプロスのいわゆる南欧的な感じとは異なり、質素で中東っぽさのある雰囲気でしたが、危険と感じることはなく、島特有ののんびりした雰囲気で、日本人向けの観光地と言えると思います。

いづれも観光地なので、英語も問題なく通じて快適な滞在でした。

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キプロスの物価は?

数あるヨーロッパのビーチでキプロスをお勧めしたい理由の一つが物価の安さです。ユーロ導入国にも拘わらず、宿泊費、交通費、外食費などが、いわゆるヨーロッパの観光地のビーチと比較すると安価です。

外食は、島国だけに海鮮が多くありますがコスパがよく(お腹いっぱい食べて、ビールやジュースを1~2杯飲んで二人で35ユーロ)、繁華街のお店は観光地にも拘わらずイタリアンなど何を食べても比較的クオリティが高かったです。

ホテルスタッフおすすめのシーフードレストランにて

旅の概要(費用は二人分)

滞在時期:2019年7月中旬の週末をはさむ4泊5日
経費:航空券36,000円(ブカレスト・ラルナカ往復)、ホテル代40,000円、その他移動や食事(お土産は除く)26,000円
移動手段:バス

ホテルは朝食付きでしたが、二人で4泊5日で航空券込みで10万円とはなかなかリーズナブルなビーチバカンスだったと思います ^^

空港からラルナカへの移動は市バス、そしてラルナカ市内はビーチが繁華街の目の前なので、繁華街付近のホテルに宿泊した私たちは実際ビーチまで徒歩3分でした。

ビーチは遠浅のため、小さな子どもにも安心で、のんびりチェアで寝転んだり、海に入ったりして過ごすには最適なリゾートだと思います ^^

そして街は徒歩で周れる規模なので、2泊3日くらいでも十分楽しめると思います。

逆に1週間くらい滞在するならば、バスやレンタカーでラルナカから出て、郊外のビーチなどに足を延ばすと面白そうでした。

そんなこんなでキプロス旅は、総合的に大満足な旅でした ^^

次回からは、数回に渡り、空港アクセス、ラルナカのビーチや街歩き、北キプロスへのバスでの日帰り旅、宿泊ホテルレポートなどをお伝えしたいと思います。