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イスラエル

イスラエル!空港アクセスとインターネットアクセス(Wifi、SIMカードの購入)

旅好きなみなさん、こんにちは!

念願のイスラエル旅ですが、今回は、空港でのWi-Fiアクセス、SIM(シム)カードの購入について、そして空港からテルアビブ市内へのアクセスとエルサレム市内から空港へのアクセスについてレポートします。ぜひ旅の参考にしてください ^^

1 ILS(シェケル)≒30円
※2019年8月時点

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空港でのWi-Fi

イスラエルのベン・グリオン国際空港では、無料のWi-Fiが簡単に利用できます。特に時間制限もなく、速度も満足のとても便利なサービスです。

2019年6月時点での接続の仕方は、空港のWi-Fiを選択して、

以下の画面の「Connect」というボタンを押すのみです。

また、空港のゲート前のベンチの間には、一定数のコンセントもあるため、長時間の待ち時間でも安心・快適にネット接続をして過ごすことができます。

旅行中のインターネットアクセス

イスラエルではホテルやホステル、多くのカフェなどでWi-Fiを利用できますが、国内を自力で移動する場合や、死海に行く場合などにはWi-Fiなしのインターネットが利用できるととても安心で便利です。

私は今回、ルーマニアの携帯会社「Orange(オレンジ)」でイスラエルでも1GBのデータローミングが可能なプリペイのプラン(12ユーロ)を買っておいて、2泊3日の旅行中グーグルマップを利用したり、LINEで連絡を取ったり、また必要なインターネット検索を問題なく行うことができました。

ただ、2019年8月現在、オレンジのプリペイプランは、まず国内専用プランを購入する必要があり、翌月以降EU圏内および近隣の数か国で利用可能なプランに切り替えることができるというシステムに変わっています。

ちなみに友人がイスラエルの空港で買ったプリペイのSIMカードは、最低6GBからのプランで40ユーロ(1か月有効)とかなり高いものでした。さすが、物価の高いイスラエルです!

テルアビブの街中には、プリペイのSIMカードではなく、契約をするタイプであれば10GB/月で2,000円とかなり安いプランを販売している店もあるようですが、後に自分でオンライン解約手続きをする必要があるため、少しハードルが高いかもしれません。

「現地で携帯契約するのはちょっと・・・」という方は、日本でレンタルのポケットWi-Fiを準備するとSIMカードの入れ替えも必要なくて、お財布にも優しいかもしれません。私もこれまで何度も利用している「イモトのWiFi」ならば、早割などを利用すると最安で1000円/日くらいでレンタル可能です。

重要!曜日に注意したいイスラエル観光

私たちは、金曜朝に到着し、日曜夜に出国するという2泊3日で、まずテルアビブ、そして死海、最後にエルサレム観光をするプランを立てました。これは「曜日」を考慮してのプランニングでしたが、見事に予想通りの結果となり大満足の2泊3日となったため、ご紹介します。

イスラエルはユダヤ教徒が大多数の国であり、ユダヤ教は金曜および土曜が休日となっています。そのため、金曜の午後から土曜の日没までは、エルサレムはほとんどのお店が、そして近代都市である首都のテルアビブでも個人商店など一部のお店やレストランが閉店となっています。

土曜日の日中のカフェは閉店中

私たちは金曜の午前着、日曜の夜発の2泊3日の旅だったので、金曜と土曜をできるだけエルサレム以外の観光に充てようと考えて、金曜日にテルアビブ観光、土曜に死海に移動して、その夜にエルサレム泊、最終日の日曜日にエルサレム観光を行うことにしました。

土曜は公共交通機関もほぼ運行しないため、テルアブ発の死海への現地ツアーに申し込んだことも良い判断でした。詳しくは次回以降でご紹介します。

空港からテルアビブ市内へのアクセス

そんなこんなで、まずは金曜の午前中に空港からテルアビブ市内への移動について。ここでとても重要なポイントが、市内へのバス(9.3シェケル)は、金曜は昼の12時が最終ということです。これを逃すとそれ以外のアクセス(鉄道もしくはタクシー(150シェケル))になります。

私たちが利用した2019年5月末時点では、空港内のインフォメーション(観光案内デスク)に尋ねたところ、「テルアビブ市内の駅まで、30分間隔で無料シャトルがあるわよ」とのことで一瞬それを検討しましたが、宿泊ホテルが市バスの停留所の近くでバスの方が便利だったため市バスを利用しました。

このインフォメーションで聞いた情報をインターネットで検索しても全く情報がないので、いまいち信憑性がないのですが、気になる方は空港のインフォメーションで聞いてみてください。そもそも空港からテルアビブ市内へのアクセス方法を書いているブログがあまりに少なく、私自身、今回はかなり手探りの移動となりました(汗)

そんな私たちが実際利用しておすすめしたい、市バス445番での市内へのアクセス方法は、とても簡単で金額も最安値(9.3シェケル)です

445番バスは基本的には1時間おきに運行していて、所要時間は1時間前後です。

チケットは現金のみで、乗車時に支払いすればOKです。グーグルマップで表示されるルートとは少し違うルートを走ることがあるようで私たちも途中、少々心配になりましたが、何とか1時間10分程で目的のホテル(Armon Hayarkon)付近のバス停(Ironi He/Ben Yehuda)で降りることができました。

経路とは違う道を通るバス・・・(汗)

その時のドライバーは英語ができなかったのですが、乗り合わせたイスラエル人が助けてくれ、ほぼ終点に近かったので乗客は私たちくらいしか残っていませんでしたが、問題ありませんでした。何とかなります、イスラエル(笑)

車内はクーラーがガンガン効いていてかなり寒かったので、寒いのが苦手な方は羽織るものや丈の長い服装、靴下を準備して乗り込むことをおすすめします。

清潔な車内

座席の上にはUSBでの充電が可能なコンセントがあり、とても助かりました。

残念ながら車内にWi-Fiはありませんでした。

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エルサレムから空港へのアクセス(シェルート)

観光情報は次回以降にお伝えしますが、ここでは帰りのエルサレム市内から空港へのアクセスについて。

色々と検討したところ、私たちは「シェルート」という乗り合いバスを選択しました。(67シェケル/人)

シェルート

時間に余裕があるもしくは、荷物の移動がそこまで大変でないならば、宿泊していたホステル(The Post Hostel Jerusalem)からトラム(7シェケル/回)とバス(16シェケル)を乗り継げば、1時間ほどで空港まで行くことができます。トラムは数分おき、バスは1時間おきに運行していますが、万が一、希望の時刻のバスに乗れない場合には1時間待たねばならないリスクはあります。

私たちが利用したシェルートという乗り合いバスは、事前予約(できれば前日までに予約)で、降車時に現金で支払います

私たちはホステルのフロントで前日に予約してもらいました。

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予約時には飛行機の出発時間を伝える必要があり、私たちは22:30発の飛行機ということを伝えると、これによりエルサレムの中心部の私たちの宿泊しているホステルでのピックアップが17:45となり、空港 (ターミナル3) に到着したのが19:15だったので乗車時間は1時間半でした

そして実は私たちはターミナル1からの出発だったため、一度ターミナル3でシェルートを降りた後、空港の無料シャトルバスに乗り15分程ターミナル間移動をしました

ターミナル3の出口すぐにあるターミナル1へのシャトルバス

乗り合いの全員がターミナル3で降りたため、シェルートはターミナル3にしか行けないのかもしれませんが、もし出発ターミナルが分かっていて、ターミナル1の場合には、シェルート予約時に聞いてみるとターミナル1まで行ってくれるかもしれません。

シェルートの魅力

私がこのシェルートをおすすめするには、もう一つ重要なポイントがあります。

イスラエルを観光し、テルアビブとエルサレムの両方の都市を歩きましたが、いわゆるイスラエル市民の生活圏という「リアルなイスラエル」を唯一見ることができたのが、このシェルートだったことです。

シェルートは、利用する便の時刻に合わせて、色々なエリアで客を乗せて空港まで向かいます。もちろんエルサレムの中心部で観光客を乗せるだけの場合もあると思いますが、私たちが利用した時は、12人くらい乗れるミニバスで、私たちを最初に乗せた後、アラブ街でアラブ人を数人乗せ、空港方面にある郊外の団地を数か所周り、イスラエル人(ユダヤ人)を更に数人乗せて空港へ向かいました。

その時に見た、アラブ人街とユダヤ人住宅街がとても印象的でした。特にユダヤ人街は、いわゆる一般的な現地の住宅街なのですが、道を歩いているのが、35度の炎天下にもかかわらず真っ黒のコスチュームに大きなハットで、独特の髪型と髭を生やした、「正統派、超正統派」と言われるユダヤ人ばかりで、エルサレムの観光スポットでもあまり見かけない、日本人の私には何とも言えない異様な光景でした。

もしもシェルートを利用していなかったら、このような光景を見ることはできなかったと思います。リアルなイスラエルを見たい方は、ぜひシェルートを利用してみてください ^^

黒いスーツに大きなハット、サイドが巻かれた髪型で髭を生やしたスタイルのユダヤ男性

さて、続いては観光レポートです。まずはテルアビブ観光からどうぞ ^^