旅好きなみなさん、こんにちは!
昨年になりますが、ヨーロッパとアジアの間にあるコーカサスと呼ばれる地域にある国・ジョージアへ2泊3日で行ってきました!
今回はトビリシの空港から市内、また市内から空港へのアクセス方法で、実際私が利用したタクシーアプリを利用した移動方法をご紹介します。
1GEL(ラリ)≒38円(2020年3月時点)
トビリシ空港から市内へのアクセス方法
空港から市内は約18km離れています。
アクセス方法は市バス、タクシー、タクシーアプリの3つ
私は、市バスは運行頻度が不明な上に時間がかかるため却下、タクシーは言葉が通じない可能性があるため却下として、タクシーアプリで移動する方法を選びました。
タクシーアプリは、ドライバーとの会話が成立しなくても、アプリ上でピックアップ、ドロップオフの場所の指定ができます。
また、基本的には配車前に料金も確定し、カード支払いが可能なため、現金支払いの煩わしさや「ぼったくり」に遭うリスクも低いです。
そのため、特にジョージアのように物価が比較的安い国では、コスパの良いタクシーアプリの利用はおすすめです。
空港に着いたら、両替とSIMカードの購入
トビリシの空港はとても小さいため、出口に迷うことはありません。
タクシーアプリは、UberとBoltが利用できますが、データローミングができないとこれらのスマホアプリは使えないため、SIMカードを購入します。
私は、日本のiPhoneを使用しており、もちろんジョージアで国際データローミングを高額で利用するつもりはなかったため、トビリシ空港の出口で両替(ユーロ⇒ラリ)をした後、SIMカードを購入しました。
到着ロビーに両替業者はいくつか並んでいますが、私は一番レートの良かった「TBC Bank」というところで両替をしました。
そして、その隣にある「Beeline」という携帯会社のSIMカード(9ラリ)を購入しました。
Beelineのデータローミングのみのプラン(30日間有効)
- 1GB:4ラリ
- 4GB:9ラリ
- 8GB:16ラリ
- 30GB:25ラリ
SIMカード購入時は、パスポートを提示します。
後は窓口の担当者にスマホを渡しSIMを入れ替えてもらえばOKです。
空港の無料WIFI
空港には無料WIFIがあり、到着後すぐにインターネットが利用できて便利です。
接続方法は、「Tbilisi Airport Free」を選択して必要事項を入力するのみで、特に時間制限なく接続できます。
タクシーアプリ「Bolt」
ジョージアに限らず、近年はヨーロッパおよび周辺の多くの国で、Uber(ウーバー)やBolt(ボルト)などのタクシーアプリが利用できます。
クレジットカードを登録すれば、他の国でも同じアプリを使って配車・支払いをすることが可能なため、入れておいて損のないアプリかと思います。
支払いは現金でも可能で、配車の際に選ぶことができます。
トビリシ空港で私が実際に使用したのは「Bolt(ボルト)」というアプリです。
今回の空港・市内間の移動で掛った料金は、以下のとおりです。
- 空港⇒市内:22ラリ(早朝5時頃で、待ち時間10分、所要時間21分)
- 市内⇒空港:25ラリ(深夜23時頃で、待ち時間7分、所要時間21分)
渡航前に初期設定をしておこう
Boltに限らず、タクシーアプリの利用には、スマホの電話番号、Eメールアドレス、氏名が必要なため、あらかじめ日本でアプリのダウンロードおよび初期設定(クレジットカードの登録)をしておくことをおすすめします!
Boltを使った配車方法
さて、空港に着いたら、以下のとおり5分もかからずに簡単な操作で配車ができます。
- Boltアプリを起動
- 行先を地図上もしくは住所や名称から設定
- ピックアップ場所(空港)を指定
- ピックアップまでの所要時間、金額の目安が表示される
- 支払い方法(CashかCard)を選択
- 人数によって車種を指定して、配車を決定
(一般的なセダンサイズでよければ「Select Standard」をクリック) - 空港の場合は、空港内のどこでピックアップされたいかを選択し「Confirm」をクリック
すると画面上に、割り当てられたドライバー(名前、車種、ナンバー)が表示されて、あと何分で空港にピックアップに来られるかが表示されます。
空港の外に出て、該当の車を探して乗り込みます。
乗り込むと、以下の画面のように行先の目的地までのナビ画面が表示され、今どこを走っているかを確認することができます。
到着したら、車から降りてアプリを確認し、ドライバーが「乗車完了」の手続きをしたことを確認し完了です。
利用明細(領収書)は、降車完了後、登録済みのEメールアドレスにすぐに届くようになっています。
現金払いにした場合は、降車時に支払いを行います。
市内から空港への移動
私は、トビリシ市内から空港へ移動する際も、Boltを利用しました。
配車方法は、空港から市内への移動時と同様です。
宿泊していたホテルの前でピックアップしてもらい、空港まで連れて行ってもらいました。
- 空港⇒市内:22ラリ(早朝5時頃で、待ち時間10分、所要時間21分)
- 市内⇒空港:25ラリ(深夜23時頃で、待ち時間7分、所要時間21分)
タクシーアプリ利用時の注意点
私はBoltやUberのタクシーアプリを、ベルギー、ルーマニア、ベラルーシ、イスラエルなどでも利用してきましたが、基本的には安全で、トラブルに遭ったことはほとんどありません。
英語やその国の言語が苦手でも、ドライバーと会話をせずに目的地まで行くことが可能なため、トラブルは起きにくいと感じます。
ただ、いくつか気を付けると、より快適に安心して利用できるためポイントをご紹介します。
乗車(ピックアップ)場所は正確に指定して、柔軟に対応する
アプリ上で乗車場所を指定してピックアップしてもらうことになりますが、ドライバーの中にはアプリに慣れていない人、土地感が鈍い人もいたりします。
そのため、アプリ上で自分が待っている場所と指定した場所が正しいかを確認しましょう。
また、ドライバーが少し離れた場所にピックアップに来てしまった場合には、柔軟に対応して、落ち合って乗り込みましょう。
ピックアップに時間がかかると課金されるため注意
ピックアップ場所にドライバーが到着しているのに、乗り込むのに時間がかかってしまうと、その所要時間分を課金される場合があります。
そのため、配車する際は、乗車位置を確認した上で、すぐ乗り込める状態で配車しましょう。
利用時間帯によっては待ち時間、利用料金が変わる
タクシーアプリの多くは、利用する時間帯によって料金が変わる仕組みになっています。
基本的には需要が高い時間帯(平日の出勤・帰宅時間など)は料金が上がる傾向があります。
また、需要が高い時間帯は、なかなかドライバーが捕まらず、待ち時間が長くなることもあります。
空港への配車の場合など、私は心配な時には、同様の時間帯にどれだけドライバーが捕まり、いくらくらいで配車できそうかを、アプリを開いて確認しておくようにしています。
例えば、とある平日の朝5時にトビリシ空港から市内へ行きたい場合には、同じく別の平日朝5時頃に空港から市内へ行く想定で、アプリにて行先、ピックアップ場所を指定してみます。
すると、周辺にスタンバイしている車の数や、何分で配車可能か、そしてその料金を確認することができます。
配車確定ボタンを押さなければ、シュミレーションをすることができるため、心配な場合は事前に確認してみることをおすすめします。
国、都市によって利用可能なタクシーアプリが異なる
そもそもの話にはなりますが、国や都市によってタクシーアプリが利用できない地域もあります。
例えばギリシャは、数年前までタクシーアプリが利用できましたが、現在は利用不可です。
行先の国や都市で利用できるかどうか、事前にアプリを開いて確認しておくことをおすすめします。