旅好きなみなさん、こんにちは!
留学に行く際や海外駐在になった際、つまり永住ではないものの日本を離れ海外に長期滞在するとなった時、使用中の携帯電話やスマートフォンはどうしようか、また現地では何をどのように使用すればよいか迷う方は多いと思います。
私もこれまで海外滞在を何度か経験し、現在も海外在住のため日本のスマホの契約をどうしようか、こちら(海外)ではどうやって使用しようかと悩みました。
今日はそんな(プチ)海外移住者向けのスマホ事情と、ソフトバンクユーザーにおすすめの「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」をご紹介します。
日本で使用中のスマホをどうするか
海外に一定期間住む場合、その多くの人が現地で新しい携帯やSIMカードを購入し、プリペイド式や月額制などを利用することと思います。
実際私も、日本で使っていたiPhoneを今ルーマニアで使用しています。
でもそもそもの日本での契約はどうすればいいの?ということになりますよね。
日本で使わないのに月々の固定料金を支払うのはあまりに厳しすぎますよね。
私は1-2年の海外生活のつもりなのでスマホは解約をせずに「番号預かり」というソフトバンクのサービスを利用しています。
そのサービスの説明の前に、どんな場合は解約したほうが良くてどんな場合は解約しない方がいいのか、実際に検討してみたところを書きたいと思います。
ソフトバンク契約を前提に以下のようになります。
解約がおすすめのケース
- 海外滞在期間2年以上または帰国が未定
- 不在中に支払いが不可もしくは支払いたくない
解約しない方がおすすめのケース
- 海外滞在期間が2年未満
- 番号を変えたくない
- 出発直前までスマホを使いたい
- 途中解約金を支払いたくない
海外に移住するタイミングを自分で調整できる場合は、スマホの契約更新時期を選んで出発することも可能かもしれませんが、通常はなかなかそのように上手くはいきませんよね。
途中で解約すると約10,000円の費用がかかることを考えると、例えば2年間程度の不在ならばちょうど10,000円程度の金額でこれまでの契約、電話番号、メールアドレスが保管できるため悪くないと思います。
逆に言えば二年以上の不在予定でかつ不在中に月々の支払いが不可能だったり煩わしい場合は、契約途中の解約となって違約金を支払っても、契約を継続して2年間保管するするのと同額程度のため納得のいく出費かと思います。
ソフトバンクの「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」とは
上記の通り、解約しないケースに関してソフトバンクではそれまでの契約を継続したまま電話番号やメールアドレスをキープできる「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」を利用することができます。
必要手続き
電話もしくは来店で可能。
必要費用
預かり手続き時のみ事務手数料3,000円と月々390円(税抜き)がかかります。
注意点
- 保管は最大5年まで
預かりサービスは手続きの翌月から開始という扱いで最大60か月まで利用可能です。60か月が経過しても解除がなされない場合は、利用前のプラン同等の月額プランが適用となり支払いが生じるため注意が必要です。 - 契約月がずれる
注意したいのは、このサービスを利用中は契約月のカウントが保留になるということです。つまり、2017年11月が更新月の場合で2017年9月に出国するため手続きを行うと、次の更新月は帰国後にサービス解除の手続きをしてから2か月後の一か月間となります。 - 出発直前の電話で手続きOKだけど・・・
このサービスの利用手続きは、基本的に出発直前の空港からの電話一本で可能です。ただ、契約プランやケースによっては手続きが異なることがあり、事前に説明を受けてサービス利用規約に同意しておくことを求められるため、渡航前の時間に余裕のある時にスマホから157に電話(無料通話)してソフトバンクに事前相談をしておくことをおすすめします。そして電話での手続きには営業時間があるため時間に気を付けましょう!!特に夜便や早朝便ので海外に発つ場合は、要注意です!電話での手続き後すぐに契約が保留になるため電話やデータ通信ができなくなりますが、WifiがあるところではLINEやインターネットは使用できます。もしも営業時間内に手続きの電話ができなかった場合、渡航先の海外から国際電話をすることになるため要注意です!(私はそうなりました・・・)
意外と知られていない!SIMカード交換しても前のSIM同様にそのままスマホが使える事実
私自身も自分で試すまで不安だったのですが、少なくともiPhoneに関してはSIMカードを海外で別のSIMカードに交換して使用しても、iPhoneに連絡先はそのまま残っていて、LINEなどのアプリもそのまま使えるってご存知ですか?
本当に便利になりましたね、この世の中!私はSIMフリーが適用されている機種であるiPhone6Sを使用していますが、現地で新しいSIMを用意した上でソフトバンクのMy Softbank上でSIMロック解除の手続き(無料)を行えば、どこの国行っても、日本に戻ってもその地のSIMカードを挿入するとすぐに使用できるようになりとても便利です。
一部、My Softbankでの解除が不可および料金が発生する場合があるため、日本出国前にSoftbank(スマホから157で無料通話)にご自身のケースを問い合わせてみることをおすすめします。
iPhoneのSIMロック解除対象機種
2015年5月以降発売の機種(iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus)
ソフトバンクのSIMロック解除の注意
- 機種購入後101日以降から解除可能。
- 解約済み製品のSIMロック解除の手続き可能期間は、解約後90日以内かつ、解約済み製品のSIMロック解除の手続きは契約者本人のみ可能。
長期滞在時、海外でのスマホはどうする?
私は一応社用携帯がありますが仕事専用のため、プライベートでは日本で使っていたiPhoneにこちらで購入したSIMカードを挿入し使用しています。
行先の国によってプランや金額は異なるため、現地の携帯電話ショップや家電屋さんに行ってプランを説明してもらった上で決めるのがベストかと思います。
ここでは一般的にタイプ分けしておすすめのスマホ使用パターンをご紹介します。
通話のタイプと時間を基準に最低限のデータ通信のプランがおすすめ住む家にWifiがない場合、街中や公共交通機関にWifiが行き届いていない場合
通常使用するであろうデータ通信料量をカバーし、必要な通話タイプ・時間によってプランを選ぶのがおすすめ
私は住んでいる家にはWifiがあり、ルーマニアの街中のカフェなどでは日本と比べるとWifi普及率が高いため最低限のデータ通信量かつ通話ができるもので十分と判断しました。
ルーマニアのSIMカード
ルーマニアには大手のOrange社という携帯電話会社があって私の知り合いのほとんどがこの会社の年間契約やプリペイドを利用しています。
手続きは簡単で念のためパスポート(もしくはEU発行のIDカード)を持参して街中にあるOrangeのオフィスに行けばOKです。スマホ本体をセットで購入することもできます。
私は日本で使用していたiPhoneにSIMカードを入れ替えるためスマホ本体は不要で30日間有効のプリペイドプランを購入しました。
10ユーロプラン(オプションプラン)
有効期間:30日
無料通話:2000分(SMS含む)
うち600分(通話、SMS)をEU国およびEEA国(アイスランド、ノルウェー、リヒテンシュタイン)への無料通話が可能
※EUはルーマニアではUEと言われ、EEAはAEEと言われています。
データローミング:10GB(キャンペーン実施が多く、+5GBなどのボーナスデータを貰えることもある)
うち3.4GBはEU国およびEEA国
料金:10ユーロ(約55レイ)
(2018年12月更新)
この他に、5ユーロ、6ユーロ、8ユーロプランなどがあって、無料通話は大体同じくらいの長さでデータローミング量が少なくなったり多くなったりします。
私はGoogleMapを頻繁に利用しますが、あとは少し検索をするくらいであまり利用しないため今のところ7ユーロプランでかなり余裕がある感じです。
注意したいのが、プリペイドの場合は、オプションプランの10ユーロプランのみがEUおうおびEEA国内で利用可能です。
ルーマニアのみの滞在であれば5ユーロプランでも十分かもしれませんが、他国へ行く可能性があれば、10ユーロプランをおすすめします。
期限の30日後の少し前にSMSで期限が切れる予定との連絡があります。(ルーマニア語)
またOrangeに行き、同じオプションプランを購入すれば番号は同じまま使い続けることができます。その際はデータ量や通話時間の繰り越しはできません。
ルーマニア人は家に電話を持たない人も多く携帯電話をよく使いますが、彼らは長期契約プランを利用していて、月々約15ユーロ程だそうです。
日本の携帯料金からすると半額以下ですね。
もし、海外での勤務先から社用携帯やスマホの支給がないようならば、日本で使用してたスマホをWifi環境のある自宅や勤務先、Wifi環境下でのみ完全無料で使用し、現地で格安の携帯電話を購入して用途に合った料金プランで使用するという使い分けをしている人もいて、それも悪くないと思います。
海外で役立つ情報
海外で役に立つ情報は、以下の記事も参考にしてみてください。
https://tabi-woman-blog.com/trouble_airhelp/