旅好きなみなさん、こんにちは!
今回はヨーロッパの小国、街自体が世界遺産に登録されている美しいルクセンブルクの観光情報をお届けします!市内は小さいですが、高低差の多いつくりになっているため、日帰りでも十分楽しめる効率のよいルクセンブルクの街歩きの方法をご紹介したいと思います ^^
1 EUR(ユーロ)≒123円
※2019年5月時点
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ルクセンブルクを半日で回れる方法
中央駅を起点として、街の反対側までバスで向かって(約10分)、そこから徐々に徒歩で南下しながら最後はアドルフ橋を通って中央駅まで戻るのがおすすめです。私は5時間の滞在で、レストランで食事をすることもできたので、短い時間で回りたいという方はぜひ参考にしてみてください。
バスは、2時間有効の2ユーロ券もしくは翌朝4時まで有効の1日券がありますが、基本は徒歩で回れるため、2ユーロ券で十分です。
まずは中央駅前のバスターミナルから9、10、11、14番のバスで観光エリアの最北端の停留所(Centre, Badanstalt)へ向かいます。バスから見える趣のある重厚な建物にまず圧巻です。そしてバスが通るアドルフ橋からの眺めにも息をのみます。(この橋を最後に通って、景色を十分楽しんでから駅に戻ります。)10分程で着いたらそこから南下するように街歩きをします。
ちなみに、うわさでは、2019年夏から公共交通機関の完全無料化を検討しているとか。観光客にも美味しい政策に注目ですね!
おすすめのレストランでランチを
私はルクセンブルク到着がお昼の12時だったため、まずはルクセンブルク料理をいただくべく、レストランへ。
調べに調べた、評判の良いカフェレストラン「Um Dierfgen」へ。
丁寧なお店の店員さんがメニューを持ってきてくれたので、ルクセンブルクのおすすめを聞いてみました。
私が頼んだのは白ワインとおすすめのルクセンブルク名物のハム料理です。
豚肉の首の部分のお肉をハムのように調理して、なんとも言えないマイルドで濃厚な豆のグレービーソースとホクホクのジャガイモ、自家製ベーコンを添えた絶品のお料理でした!こんな繊細な豚肉、食べたことがありません!
1人で食べられるか心配していた自分が恥ずかしいくらい、見事にペロッと食べてしまいました (笑)
この細かく刻まれたベーコンがとっても美味しかったので、これまたおすすめと店員さんが言っていたルクセンブルク名物の「 Kniddelen mat Speck (18.50 ユーロ) 」(Flour dumplings with bacon, cream and parsley) も絶対に美味しいことでしょう!
またこれまたおすすめのルクセンブルク産の白ワイン(グラスで4.5ユーロ)も、とても美味しかったです。思わず写真を撮らせてもらっちゃいました ^^
スマホの充電もさせてもらい、お腹も十分満たされたところで、いざ街歩きです!
レストラン「Um Dierfgen」
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ルクセンブルク大公宮
レストランを出て南下すると、5分程度のところにあるこの素敵な建物を見逃す人はいません。
ルクセンブルクはかつてスペインに支配されていたこともあってか、スペインとイスラムの建築様式が融合された少し変わった 建築物です。
ルクセンブルク大公宮は、外から見るだけでも十分立派で綺麗ですが、中に入りたい場合は、7月の中旬から8月いっぱいであれば、ガイドツアーのみで見学ができるそうです。
絶品ホットチョコレートが飲めるカフェ
ルクセンブルク大公宮の目の前にある可愛らしいカフェで、ユニークなホットチョコレートが飲めるというので行ってみました。
私は時間がないため、テイクアウトすることに。
チョコレートも魅力的ですが、私のお目当てはこのホットチョコレートです。
このショコラティエでは、ここから好きなチョコスプーンを選び、普通のミルク、ソイミルクなどからミルクを選んでマグカップの中で溶かし合わせて飲むというユニークなホットチョコレートが有名です。
私は一番カカオ率が低い40%のミルクチョコスプーンと普通のミルクをチョイスしました。
「ホットミルクに溶け始めたドローンとしたチョコスプーンを舐めてもいいのよ」と飲み方を教えてくれた店員さんの言葉通り、ふたを開けて溶けだしているチョコを舐めてみると、感動的に美味しい!!ホットチョコレートにするのがもったいないくらい、絶品なチョコでした。
40%カカオは少し甘めだったので、甘めが得意でない方は50%カカオもしくは60%カカオでもいいかもしれません ^^
「チョコレートハウス・ナタリー ボン(Chocolate House Nathalie Bonn)」
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オシャレなルクセンブルク土産が買えるお店
ルクセンブルク大公宮とチョコレートハウスのすぐ脇にある、可愛らしいルクセンブルクグッズが買えるお店は外せません。
水彩画風の絵はがきやタペストリーもあって、私はルクセンブルクと書いてあるこんなファブリックタペストリーを購入しました ^^
「ルクセンブルク・ハウス(Luxembourg House)」
街のど真ん中で楽しめる世界遺産の絶景
ルクセンブルクは街全体が世界遺産に登録されていますが、その代表的な絶景は崖の要塞です。
もともと自然につくられた断崖の要塞を利用して、14世紀頃さらに拡張された要塞が現在の姿といわれてます。
見る場所によって様々な姿を楽しむことができるので、崖の上から下へあちこち歩き回ってお気に入りのスポットを探すのがおすすめです ^^
要塞の北部にはボック要塞があります。洞窟のようになったこの要塞の中にも入れますが、7ユーロと有料なので、時間に余裕があれば入ってみてはいかがでしょうか。
眺望スポット「Grund」
崖の上に戻るにはエレベーターを使おう
Grundまで下ってしまうと、そこからまた登るのはかなりきついです。とっても急こう配なので、地元の人が使っているエレベーター(無料)を使って街の中心部まで戻ります。
ちょっと分かりにくいですが、Updown Barというバーの横の細い道を1分くらい進むとエレベーターがあります。
エレベーター「Ascenseur Elevator Plateau St.Esprit Grund」
最後にアドルフ橋からの景色を満喫
エレベーターで中心部に戻ってきた、今度は市内の左側に位置する緑豊かなスポットを歩いて中央駅まで戻ります。
まずはノートルダム大聖堂が右手にあります。
そしてGelle Fraというモニュメントが左手に現れ、緑豊かな景色が現れます。
そのまま景色を楽しみながらアドルフ橋へと進みます。
下には公園のようなスペースが広がり、のんびりと過ごす市民の姿が見えます。
川沿いの絶景もそうですが、崖を上手に利用した自然と融合した景観がまさに世界遺産にふさわしい街だとしみじみ感じます。
いかがでしょうか? 神奈川県と同じくらいのサイズのルクセンブルクという小さな国ですが、市内はこじんまりしていて、1日あれば隈なく見て回れますし、半日でも十分楽しめます。
洗練されていて、どこか素敵な余裕を感じる雰囲気がとても印象的です。
ベルギーやフランスに行った際には、ぜひ立ち寄ってみてください ^^ さて続いてはベルギー・ブリュッセルへと移動します。鉄道で直接ブリュッセル市内まで行けるためとても便利です。