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イスラエル

絶対おすすめ!イスラエルの死海行き現地ツアー!

旅好きなみなさん、こんにちは!

今回はテルアビブから死海へ行った時のことを書いていきたいと思います。私たちは身軽だったので、テルアビブ発で死海で1日過ごし、夕方死海からエルサレムに移動という流れを、ベルトラのツアーを利用して実行しました。これから検討する方の参考になれば幸いです。

1 ILS(シェケル)≒30円
※2019年8月時点

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死海ツアーの概要

利用時期:2019年5月下旬の土曜日(1日)
移動手段:大型バス(ベルトラのツアー)
料金:55 USD/人
移動時間:2時間30分(テルアビブから死海)、1時間15分(死海からエルサレム)
スケジュール:6:30 テルアビブ発(エルサレム経由)8:55 死海着、16:30 死海発17:30 エルサレム着
予約サイト(日本語可):Veltra(ベルトラ)サイト
ツアー名:シャトルバスで行く!死海で浮遊体験 1日ツアー<テルアビブ or エルサレム発>
電源:USBジャックが座席上にあり
Wi-Fi:なし
トイレ:なし

死海へのアクセス

ヨルダン側、イスラエル側で死海の楽しみ方は違うと両方を訪れたことのある知人から聞きましたが、イスラエル側の死海情報があまりなかったため、できるだけ参考になるようにご紹介したいと思います。

テルアビブやエルサレムからイスラエル側の死海へのアクセスは個人だとかなり難しいです。私も事前にリサーチしましたが、沿岸どこでもビーチになっているわけではなく、観光としてアクセスできるビーチは二か所くらいだと分かりました。自力でのアクセスはどうも不安がぬぐい切れない状況でした。

というのも、私が実際に行った、エルサレムから一番近いKaliaビーチは砂漠のはずれのような場所に佇んでいて公共交通機関があまり通っておらず、死海の周りにはタクシーなどもいないので、下手すると猛暑のなか取り残されてしまう危険があります

死海到着間近の景色(バスの車窓より)

私が実際に参加しておすすめしたいのは、現地ツアーです。

テルアビブの集合場所にて

送迎が付いていて、入場料も含まれているので、ロッカーと飲食代、お土産代くらい用意すればよく、とても安心・便利です。

死海の楽しみ方

死海をたっぷり楽しみたいなら、Kaliaビーチに一日いられるプランがおすすめです。

ビーチ入り口

ベルトラのツアーには、他の観光スポットも訪れる死海ツアーがありますが、彼らを見ていてとても忙しなく、一瞬死海に浮いて写真を撮ったらすぐシャワーを浴びて終わりという感じでした。

私が参加した一日いられるプランは、朝9時ころから夕方4時ころまでのプランなので、空いている死海で思う存分ぷかぷかしたり、写真を撮ったりを楽しめましたし、周りにいる地元イスラエル人に泥のスポットを教えてもらって天然泥パックをしたりと、とってものんびりビーチを楽しむことができました。

泥パックは、死海のいたるところにスポットがあるので、周りの人が塗っているのを見て、良質の泥スポットを探すとよいです ^^

こういう沿岸を掘ると良質な泥が出てくる

リゾートのような素敵なビーチではないですが、朝早いと、人が少なく無料パラソル・チェアを確保できるし、軽食や飲み物はバーで調達できるので、長居できます。

ロッカーは、カードも使える仕様でしたが、私たちが行った時は故障していてコインのみ利用可でした。現金を持って行くことをおすすめします。(ロッカーの写真はうっかり取り忘れました・・・)

シャワーと脱衣所は男女別で無料で使えます。お湯も出て問題なしですが、公衆シャワーという雰囲気なので、あまり神経質な方には少々ハードルが高いかもしれません。また、シャンプーなどは一切備わっていないので、持参しましょう

ビーチの入り口には、泥コスメの有名ブランド・Ahavaの製品を取り扱うお土産ショップもあります。空港より品揃えがよかったです。

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死海への持ち物

ずばり、死海へ行く際のおすすめの持ち物はこちら。

・水着
・タオル
・帽子
・ビーチサンダル
・ウォータープルーフケース(お金やスマホを入れて死海に入るため)
・新聞や雑誌
・小さいボトル
・水
・スナック(おやつ)
・シャンプー、ボディーソープ類
・日焼け止め
・サングラス
・現金

水は現地で冷たいものが買えますが、地元民曰く、死海は塩分が強いので普段以上に水分の摂取が必要らしく、かなりの水消費になるので、街中で1Lボトルを調達しておくと若干経済的です。

新聞や雑誌は、死海でぷかぷかしているショットに映えるアイテムです ^^

小さいボトルですが、私は実際、百円ショップで買った携帯化粧ボトルを持ち込み、天然の泥を入れて持ち帰って自宅で泥パックを再現しました ^^

地元民は、アイスクリームの空のパックを持ち込んで、そこに泥を詰めて持ち帰っている人もいました。

死海の治安

海外で海に入る時、一人でも友人や恋人と一緒でも、身の回りの物や貴重品の管理をどうするか、かなりシビアな問題ですよね?

今回のビーチも、ロッカーはビーチから少し離れた(階段を上がらねばならない)ところにあり、開閉時に毎回お金がかかるタイプだったので、私たちもビーチに最低限の現金とスマホ、カメラを持って行くことにしました。

観光客でたくさんなので、さすがに二人で一緒に死海に入る勇気がなかったのですが、すごくいいことを学びました。

地元民の家族が隣のチェアにやってきた際に、笑顔で話しかけてくれて、たわいもない痴話話をして、泥のスポットや塗り方を教えてくれたりしました。

指導のおかげで綺麗に塗れました!

また反対側の隣にやってきた、またまた地元民の親子も同様に笑顔で挨拶してくれて、何だか安心の雰囲気でした。

そして、私と友人が交互に死海に入るのを見て、地元民家族のお父さんが、

「荷物は見ていてあげるから二人で入っておいで」

と声を掛けてくれました。

そして、反対側の親子からは、

「ちょっと水浴びしてくるから、荷物見ていてもらえるかな?」

と、気さくにお願いされました。

そうなんです。地元民から学んだのは、近くの人と仲良くなっておいて、自分たちのセキュリティを確保するのです。

これは、海外でよく見る光景で、慣れるととても有効的な自己防衛として使える旅のワザでもあると思います。

上手いことを言って、信用させて、盗みをはたらくような人も中にはいるかもしれませんので、あくまで自己責任ですが、せっかく海外に行ったのならば現地の人と交流し、信頼し合えたらますます素敵な旅になると思いませんか ^^

ちなみに死海は、塩度の高さもあって、長時間浸かっていられないので、ある程度浸かっては、チェアでのんびりというスタイルの楽しみ方が一般的です。

おまけ(小さいスーツケースについて)

今回私たちは小さいスーツケースをそれぞれ持って、テルアビブから死海、そしてエルサレムへと移動しました。

事前にベルトラに、スーツケースを預けるロッカーなどがあるかを問い合わせましたが、明確な回答はなかったため、少々心配して現地へ向かうことに。

着いてみると貴重品やリュックサックくらいは入るロッカーがありましたが、さすがに機内持ち込みサイズのスーツケースは入らず、どうしようかと考えた挙句、ロッカーの前にあるビーチバーのお兄さんにお願いすることにしました。

朝の混んでいない時間だったので、

「スーツケースがロッカーに入らないのだけど、預かってもらえませんか?」

と、笑顔で聞くと、

「うーん、、、」と困ったように置き場所を探しながら、

「いいよ!」とのこと ^^

貴重品はないことを伝え、夕方取りに来るけどお兄さんはいますかと聞いて、安全確認を取ったところで、預けることにしました。

約束通り夕方に行くと、バーは大盛況で忙しそうでした。

時間には余裕はあったので、お客がいなくなったところで声を掛けました。

お茶目なお兄さんは、「何のことだっけ?」とふざけながら、

二つのスーツケースを取り出してくれました。

もちろん触られた形跡もなく、中身も無事でした。

私たちは「本当に助かった、ありがとう!」と言って、用意していたチップ(15シェケル)を渡すと、少し驚いて嬉しそうに「ありがとう!」と言ってくれました。

イチかバチかの賭けでしたが、旅にこういうスパイスも悪くないなと改めて思いました ^^

帰りのバスは、出口前の駐車スペースの奥に停車しています

さて、死海の旅レポートはいかがだったでしょうか。

死ぬまでに一度は行きたい死海。

イスラエル人は新日家が多く、死海でも日本が大好きな親切な人に沢山出会いました。

イスラエルまで行くならば絶対に死海へ足を延ばすことをおすすめします ^^