中東系エアライン利用で無料サービスを!

中東エアライン

旅好きなみなさん、こんにちは!

みなさんは中東には行ったことがありますか?
UAE(アラブ首長国連邦)のドバイは今や日本人にも馴染みのある観光地になっていて、エミレーツ航空は羽田空港、成田空港ともに毎日就航。いずれも夜便のため、金曜の仕事終わりにドバイへ飛んで月曜に有給休暇取得などという週末旅プランが周りのOLの間では流行りつつあります。

いやいやドバイ含め、中東にはそんなに興味がないという方もいるかもしれません。でももし乗り継ぎでちょっとお得に立ち寄れるなら、見てみたくないですか、アラビアン世界

シェイクザイードモスク

エミレーツ航空が有名ですが、実は他のエアラインにも乗り継ぎ客向けのサービスが超充実しているのが中東系エアラインなのです。少しご紹介します。

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目的地はヨーロッパだけど中東も寄れちゃう旅とは

ヨーロッパが好きで旅行する方は多いと思います。短いお休みだと直行便を選んだり安心感のある欧州系エアラインを好む方も多いかもしれませんが、実は少し工夫するだけでお得に中東を楽しめる旅にすることができるのです。それは、中東系エアラインを利用することです!
中東エアライン

中東系エアラインには、乗り継ぎの乗客を対象にした食事クーポン、送迎、宿泊、観光ツアーなどの無料・有料サービスが充実していることはまだまだあまり知られていません。これらのサービス利用には一定の条件がありますが、私が実際利用したことのあるエティハド航空、カタール航空と調べたことのあるエミレーツ航空のサービスをご紹介します。
この3社に共通しているのが、イギリスの航空サービスリサーチ会社のSkytrax(スカイトラックス)によって毎年ランク付けをされ注目を集める「ワールド・エアライン・アワード」*で、エミレーツは何度か1位を、他も例年TOP10に入っているエアラインだということです。実は日本のANA(全日空)は2016年は前年より2位順位を上げて5位、JAL(日本航空)は21位です。中東系エアラインはあまり日本では馴染みのないエアラインで、日系エアラインの快適さを知っている日本人からすると少し不思議なランキングですね。

※「ワールド・エアライン・アワード」は、全世界の航空会社のキャビンアテンダント、ラウンジ、機内エンターテイメント設備、機体メンテナンスなどについて独自に調査するとともに乗客から満足度調査などに基づきSkytraxがランク付けをしている評価。

乗り継ぎ時に利用できるサービス

中東系エアラインの乗り継ぎ時のサービスには、二種類あります。

  1. 預け入れ荷物を預けたままの乗り継ぎ(多くが24時間以内)
  2. 預け入れ荷物を引き取って自分で入国する(多くが数日滞在でストップオーバーと呼ばれるもの)

これらは基本的に全て該当航空会社の航空券を購入していることが前提です。
それぞれ条件や利用方法が異なります。
ツアー等の格安航空券の場合、対象外になってしまうこともあるため、最新の情報は各航空会社HPや旅行代理店に確認されることをお勧めします。
またここではビジネスクラス、ファーストクラス向けサービスは除外します。

エティハド航空の乗り継ぎサービス

エティハド航空はUAEのアブダビに本拠地を置く航空会社で「ワールド・エアライン・アワード」では2016年には6位に入っています。
エティハド航空には前述の二種類のサービスがあり、特に利用に際して制限や条件はありません。無料・有料ベースでご紹介します。

◆無料サービス◆

    • ドバイ(市内)、アルアインへのシャトルバス利用
      エティハド航空を利用した日もしくは利用する日のみ可能。24時間前までにHPからHPから予約が必要。ペットボトルの飲料水が社内でもらる。

エティハド航空無料シャトルバス

    • アブダビ市内、ドバイ市内でチェックイン可能
      上記二か所でチェックインができ、預け入れ荷物もそこで預けることが可能。

ドバイ市内のチェックイン

◆有料サービス◆

  • アブダビにあるホテルに特別価格で宿泊できて二泊目は無料
    事前に予約が必要。選択可能ホテル数が多く、通常予約時の2-3割引きで宿泊が可能。ホテル朝食付き。

◆マイナスポイント◆

空港・ホテル間の送迎がない(各自移動)
アブダビはメイン観光地が少ない(シェイクザイードモスクは必見!)

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◆オススメポイント◆

アブダビ空港・ドバイ市内間の無料送迎は便利(到着する市内のエティハドモールは、ただのエティハド航空オフィスだが、すぐ目の前にドバイメトロのNoor Bank駅がありドバイモールやドバイ観光スポットにすぐアクセス可)
綺麗なホテルに格安で宿泊ができる
アブダビ市内のホテル限定だが、かなり立派で綺麗なホテルでも1部屋二泊で80USDくらいで宿泊できる
アブダビ

実際の体験レポートは⇒こちらの記事

カタール航空の乗り継ぎサービス

乗り継ぎ時にドーハ市内を観光できるツアーが無料だった時代に数時間観光をしてきました。空の旅もなかなか快適でしたが、乗り継ぎ用の観光ツアーもなかなかよかったためご紹介します。現在は有料となってしまいましたが、長時間の乗り継ぎがある際にはせっかくならばドーハ市内へ出てみると面白いと思います。

◆サービス◆

カタール航空は長時間の乗り継ぎ客に対して負担軽減のためのサービスに力を入れているようです。

◆無料宿泊・送迎の対象条件◆

  • 8時間以内の乗り継ぎ便が運航していない
  • 乗り継ぎ時間が8時間以上、24時間以内
  • アブダビ(AUH)、バーレーン(BAH)、ドバイ(DXB / DWC)、クウェート(KWI)、マスカット(MCT)、ラアス アル ハイマ(RKT)およびシャルジャ(SHJ)発着便を含まない旅程

例えば、ホテル宿泊や空港・ホテル間の送迎サービスは、利用する次便までの乗り継ぎが8時間以上24時間以内かつ、その目的地まで8時間以内のカタール航空便が存在しない場合のみ対象になります。例えば、目的地がパリでドーハでの乗り継ぎが3時間の便と10時間の便が存在する場合、故意に10時間の乗り継ぎ便を購入しても、このホテル宿泊や送迎サービスは受けられません。
このサービスは72時間前までの予約が必要で、ホテルでの食事は乗り継ぎ時間によりついている場合があるとのことです。

◆有料ツアーの対象条件◆

  • 乗り継ぎ時間が6時間以上

事前予約もしくは、ドーハのハマド空港のツアーデスクで当日予約となり、6回/日の約3時間のドーハ市内観光に参加可能です。カタール入国には通常ビザが必要ですが、乗り継ぎである場合に限り96時間以内まで無料で入国できるように近年変わったとのことです。観光ツアーでは、基本的にはカタール航空が上記の短期間観光用に入国の手続きをリードしてくれ、パスポートにも入国スタンプが押されます。(入国できるかは個々の入国審査によりますが日本人はほぼ問題ないです。)スーク(市場)を含む3-4か所をバスで回り、車内では小さい飲料水ボトルが支給されます。

ドーハ市内無料観光

無料時代に実際に体験したレポートは⇒こちら

最新の有料市内ツアーについては⇒こちら

カタール航空は、何かとキャンペーンを行っています。公式サイトで購入するのが最安値ということも多々あるため、ぜひ航空券をチェックしてみてください。

カタール航空公式サイト



エミレーツ航空の乗り継ぎサービス

「ワールド・エアライン・アワード」で、エミレーツ航空は2016年にはトップ、例年トップ5に入るベストエアラインの常連です。

そんなエミレーツですが、空旅の快適さは置いておいて、まずは預け入れ荷物を預けたまま利用できる乗り継ぎ時のサービス「ドバイ・コネクト」を見てみます。

エミレーツ航空
(Photo by emirates.com)

◆「ドバイ・コネクト」無料サービス一覧◆

  • ホテル宿泊
  • 空港・ホテル間送迎
  • 食事券(ミールクーポン)

この「ドバイ・コネクト」は、もともとドバイに寄る予定がない方が対象です。たまたま乗り継ぎ時間が長い便しかないという不便が発生した際に、旅の負担を少しでも軽減するために提供するサービスでカタール航空と同じようなものです。

ビジネスクラスやファーストクラスにはBMW送迎などの素敵なサービスがありますが、それはここでは触れずにいます。

◆ホテル宿泊、送迎の対象条件◆

  • 乗り継ぎが8-24時間以内かつ、8時間未満の乗り継ぎ便が存在しない

◆食事券の対象条件◆

  • 乗り継ぎが4時間以上かつ、4時間以内の乗り継ぎ便が存在しない

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◆エミレーツ航空のストップオーバー◆

ストップオーバー」とは、エミレーツ航空を利用する人にあえてドバイに降り立ってもらうための有料のサービスで、預け荷物を受け取りドバイに滞在することができます。エティハド航空のストップオーバーに似ていて、観光等をして地域にお金を落としてくれるお客さんを歓迎する航空会社のホスピタリティといったところです。

◆「ストップオーバー」サービス一覧(有料)◆

  • 24hチェックイン・アウト可能なホテル手配
  • 空港・ホテル間送迎
  • ホテル朝食付き

実際試していないため、あくまでエミレーツ航空の情報になりますが、数多くあるホテルから予算に合わせて希望のホテルを伝えると、エミレーツが手配してくれ、朝食込の24時間宿泊が可能とのことです。24時間いつでも宿泊可なので夜中便でも利用する価値がありそうですね。また空港-ホテル間の送迎もついているため、自分で手配するよりは断然お得というサービスのようです。
ただ、エティハド航空のストップオーバーのように、ホテルの価格がエティハド価格という一般価格よりかなりリーズナブルな設定になっているかは分かりません。

ビザ
(Photo by emirates.com)

ちなみにドバイにしてもアブダビにしても、UAEへの入国は日本のパスポートの場合、観光目的に関しては30日間滞在可能なスタンプを入国時に押印されるので現状はVISAは不要です。預け入れ荷物はそのまま目的地に運ばれるので気にせず、トランジットエリアには行かずUAEに入国しましょう。

利用するときに注意すること

    • 条件を事前に確認
      前述していますが、ご紹介したサービスには対象となるかの条件があるものが多いです。
      航空券予約前に、最新の情報を各航空会社HPや旅行代理店等に問い合わせてみることをおすすめします。
    • 乗り継ぎ時の観光は自己責任
      ターミナルや時間帯によっては入国・出国審査にかなり時間がかかる場合もあるため次の便までに戻ってこれるという個人の責任の下判断してください。

航空会社のHPで航空券を!

通常通りKAYAKで価格比較するのがおすすめですが、実は中東系エアラインは、独自のキャンペーンをよく行っています。ヨーロッパまで7万円前後で行けるような航空券が販売されることもあるため、航空会社のHPを見てみるといいかもしれません。
また旅行よりかなり前に予約可能場合は、KAYAKで調べるとわかりますが、航空会社が販売している価格が最安値ということがよくあります。

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ついこの前までは超安全だったUAEやカタール

いかがでしょうか。
先日の「テロ集団へのサポート」問題で孤立無援になりつつあるカタールも含んでいますが・・・
予想以上に雲行きが怪しくなってきた中東情勢ですが、少なくともこの出来事以前は、これらの国の中にいる分にはテロなどの危険は少ないと現地在住の日本人からよく聞きました。やはりオイルマネーを持っている国は国際関係で上手く立ち振る舞うことができ、自国の安全保障には抜かりないのではないかと想像します。欧米でテロが多発している昨年から今年春ですが、実際にUAEやカタールの中心部にいた私は全く危険な思いをすることはありませんでした。

中東系エアラインがこのようなサービスを提供する目的は、世界のハブ空港としての地位確立のためその機能向上を狙っているためです。エミレーツ航空などは実際に世界の全大陸の主要都市へフライトを配備している有数のエアラインで、すでに世界のハブ空港と機能しています。国営ならずとも株式を100%UAE政府が保有しており実質国営企業のように機能しているため、政府ぐるみで国自体の人気を集めたいところなのではと思ったりします。

行ってみると、何もかもが違うので想像以上に面白い中東。
市場

お酒が飲めない環境や、宗教的に難しそうな地域と思われがちな中東ですが、UAEやカタールはとてもオープンでモダンな側面がたくさんあると私は感じました。
カタールは今回の中東モメで危ういですが、4月に見た時には、インフラ投資や発展にかなり力を入れているのがよく分かりました。工事中のメトロやショッピングモールの予定地がそこら中にありました。
短時間の乗り継ぎ観光もお手軽で魅力的ですが、あえてのストップオーバーを計画して中東を楽しむことをおススメします!
ぜひエティハド航空カタール航空エミレーツ航空のHPを覗いてみてください。近年は日本語サイトが充実してきていて見やすくなったと思います。思わぬ週末セールなどで格安で飛べる航空券に出会えるかもしれませんよ ^^
直近は、中東オイルマネー国同士の問題にだけは気を付けたほうがいいですね・・・。もしもこれらの国が真っ向からぶつかり合ったら、すごく残念ですが観光も難しくなるかもしれませんね・・・。