100倍楽しい旅の作り方 と 日々見つける美味しいものを紹介します!
旅のコツ

宿泊がタダ!選べる面白い海外旅

旅好きなみなさん、こんにちは!

特にバックパッカーをしたいと思っている方、宿泊費用がタダになる方法をご存知ですか

通常の旅行よりも滞在期間が長いことが多いバックパッカー旅。
バックパッカーではないけれど、長期滞在を格安にしたい方や、少し変わった旅がしたい方におススメの方法があります。

実際に私も利用した、安くバックパッカーができて、更に現地に友達もできて人脈も広がるという無限の可能性のある面白いサービスをご紹介します。

日本ではまだ広まっていないWorkaway

Workaway

Workaway(ワークアウェイ・ワーカウェイ)というサイトをご存知でしょうか?

Workawayはイギリス人バックパッカーである創業者が2002年に始めたマッチングサービスです。

Workawayに対しサービス登録料を支払うと、ほぼ世界中で、ワーカウェイアー(旅人)が何かしらの労働力を提供する代わりに、ホスト(家主)が宿泊場所と食事を提供するという、滞在と労働力の間に金銭が発生しない形のサービスを利用できるサイトです。

労働の内容は、農業のお手伝いだったり、家畜の世話、ホステルの受付やベッドメイキング、料理や日本文化を教える、ホスト不在時のペットの世話、ベビーシッターなど、実に様々です。

私は、スウェーデンとポルトガルで農業、家畜のお世話、B&Bのキッチンやベッドメイキングを体験しました。

Workawayのメリット

  • タダで宿泊ができる
  • タダで食事ができる
  • 180か国を越える世界中でホストを選べる(2020年現在で約40,000ホストが登録)
  • ホスト検索時に細かい条件設定がしやすい
  • 色々なボランティアがある
  • 通常の旅行では難しい、現地人との出会いがある
  • 通常の旅行では難しい、秘境や珍しいスポットに出会える
  • ホストや周辺住民を通じて現地情報が手に入る
  • 評価制度がある
  • 誰かの役に立てる

Workawayのデメリット

  • 登録料がある(44USD/人、もしくは56USD/2人で1年間有効)
  • サイトが英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語のみ
  • 登録およびWorkawayを実行するのには、最低限の英語ができる必要がある
  • ホストとワーカウェイアーの個人責任により運営されている
  • ホストの安全性が保障されているわけではない

Workawayはこんな人にオススメ

メリット・デメリットをまとめると、Workawayはこんな方にピッタリかと思います。

  • 長期滞在をしたい人
  • 観光地や大都市以外にも行きたい人
  • 特別な体験をしたい人
  • とにかく安く旅したい人
  • 人を見る目がある人
  • 最低限の英語ができる人
  • 海外に友達が欲しい人
  • インターネットが苦手ではない人

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登録からボランティア開始、終了までの流れ

実際どのような流れでWorkawayを行えるのかご紹介します。

  1. まずは登録せず、ホストリストを閲覧して自分に合いそうなステイ先を探してみる
  2. Workaway会員に登録(登録料の支払いはカード使用可)
  3. プロフィール完成
  4. 旅のスケジュールに合わせて希望のステイ先へメッセージを送信
  5. 返事がきたらやり取りを続けてWorkawayの合意*1
  6. Workawayへ旅立つ
  7. ホスト先にてWorkaway終了次第、ホストへのお礼もかねて評価(feedback)を記入*2
  8. ホストからも評価をもらう

*1 プロフィールを見たホストからオファーが来ることもあります!
実際私も数回オファーメッセージをもらいましたが、残念ながらタイミングなどの都合でお世話になることはありませんでした。

*2 ホストや条件などに何か問題があれば、表現の仕方を考慮の上で正直に評価します。そうすることで、次にそのホストの下に行こうかと考える人の役に立ちます。またfeedbackページには、Workaway事務局にのみ報告することができる欄があり、あまりにひどいことがあった際やプロフィール内容と異なる点などについてホストを通報することが可能です。

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ホストの見極め方

ここでヨーロッパのスウェーデンとポルトガルにて、計2か月のWorkwayを極めて安全に行うことができた体験を踏まえ、ホストの選び方のポイントをご紹介します。

こんなホストは比較的安全です。

  • Workawayer(ボランティア)からfeedbackがあり、評価が高い
  • メッセージを送った際に3日以内に返事が来る
  • 自己紹介(description)欄がきちんと記入されていて信頼できそうなキャラクター
  • 仕事内容や住環境に関して正直に詳細を記載している
  • 1枚でも写真を掲載している

利用時の注意

ホストがWorkawayerを募集している期間をきちんと確認してから連絡を取りましょう。

ホストによっては不在となる時期があったり、既に別のWorkawayerと約束している場合があるため、自分の希望する期間にてホストが受け入れ可能かどうかをカレンダーの色で確認しましょう。

カレンダー

安全でハッピーなWorkawayのためのコツ

最後に、私なりに考えるWorkawayを成功させるコツをいくつかご紹介します。

  • ホスト選定には時間をかける
  • ホスト先へのアクセスをきちんと把握しておく
    自分のニーズに合いそうな素敵なホストだと思っても、意外と交通手段が難しいということもあったります。丁寧なホストはアクセスを載せてくれているため大体の場所と公共交通機関の有無を確認しておきましょう。
  • 直近で受け入れ可能なホストの検索には検索条件の「Last minute listing」を使う
    Last minute listingとは、すぐにでも来てほしいと思っているホストを一覧で見ることができて、マッチングしやすいです。ただ、それなりの労働を期待されているケースもあるため労働内容や条件はしっかり確認したほうがいいと思います。Workaway_lastMinuteListing
  • 農作業を甘く見ない
    これは私自身の体験です・・・。ポルトガルの真夏は40度以上にもなり、昼の12時前後は外には居れたもんではありません!ホストも人間で、その土地に長く住んでいるため理解していますが、過酷な労働を強いられないよう自分の身は自分で守りましょう!
  • 自分も正直にいる(無理したり、見栄を張らない)
    どのホストも、明るく素直で、楽しんで仕事をしてくれる人を求めています。コンタクトを取る段階で好かれることは大切ですが、嘘をついたりできないことをできるというのはやめましょう。
  • 「日本人」はマイナスにもプラスにもなる
    日本人で海外にWorkawayをしに行く人はまだまだ圧倒的に少ないです。そのため、日本人に接したことがないホスト側も多く、言葉が通じるか、文化や性格について受け入れる際に色々心配します。当たり前ですが、ホスト側もどんな人が来るのかドキドキなのです。私の印象では、到着前は心配していたホストも、実際私を見て、礼儀正しく真面目に働いたり、フレンドリーな性格である日本人を気に入ってくれました。ホストにコンタクトを取るときは、そのあたりも汲んできちんとした対応をするとホストも安心してくれると思います。
  • 英語力は、人間性やパッションでカバーする
    最低限の英語ができれば仕事になるようなボランティアがたくさんあります。
    自信がなくてもできないと思わずに、笑顔で一生懸命アプローチしましょう!

興味があればちょっとWorkawayサイトのホストリストを覗いてみてください。
行ってみたくなること間違いないです!

ワーカウェイ

まとめ

ポルトガル

いいことも、気を付けるべきこともお話しましたが、私はぜひ多くの日本の方に世界中でWorkawayを体験してほしいと思います。

もちろん私自身もまだまだこれからもWorkwayerをしたいと思っています。

私がお世話になった3か所のホストとは、今でもたまに連絡を取り合う素敵な仲間となっています。

Workawayでホストに登録している人は、基本的に人間が好きで、文化交流に興味のある人が多いと感じました。

また、意思や目標を持って生活している人が多く、一緒に生活して、色んな話をすることで人間として勉強になることがたくさんありました

私のポルトガルでのワーカウェイ体験談はこちらの記事を参照ください。

絶景ポイント
【旅レポート】ポルトガル~アレンテージョ編~Workaway体験旅好きなみなさん、こんにちは! 何回かに渡ってお届けしているポルトガル旅レポートですが、今回はAlentejo(アレンテージョ)地...

最後に

もしWorkawayは少し不安という場合は、年齢制限がありますがぜひワーキングホリデー(ワーホリ)にトライしてみてはどうでしょう。

ワーホリは、かなりの自由がありつつも最低限の保証の上で海外で働いたり語学を習得したりすることができるため、完全なバックパッカーよりハードルは低めです。

私は残念ながらワーホリは年齢制限上で未経験ですが長年夢見て相当調べていたこともあり、今でもワーホリに行けなかったことは心残りです。

お金がかかるイメージがとても強い「海外留学」ですが、ワーホリならば現地で仕事もできるため行きたいという気持ちがあれば十分チャレンジできるのも魅力です。

また、現地で働いていると必然的に言葉を使うため、最小限の資金で効率的に語学留学をしたい人にもおすすめの手段です。

私自身もそうですが、自ら踏み出すこのような経験は必ず自分の自信になります。

今までしてきた旅行とは少し違った形で、自分の足で海外に飛び出してみませんか?