100倍楽しい旅の作り方 と 日々見つける美味しいものを紹介します!
フランス

南フランス旅行記(Biot、Saint-Paul-de-Vence、Grasse、Cannes)

旅好きなみなさん、こんにちは!
今回は南フランス旅のレポートをご紹介します。

初めてのフランスですが、友人とレンタカーを借りてAntibes(アンティーブ)というニースの少し南にある別荘地をベースに、世界的な映画祭で有名なカンヌや、ビオット、サン・ポール・ド・ヴァンス、グラースという小さな街を巡りました。

日帰りモナコ観光も含め3泊4日の南フランス旅で訪れた場所、美味しかったものなどをレポートしたいと思います。

1EUR(ユーロ)=130円(2018年3月時点)

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旅の目次

  1. ブカレストのアンリコアンダ空港とルーマニアのLCC・ブルーエアー
  2. コペンハーゲンからスウェーデンへの入国、スウェーデン国内の鉄道移動
  3. スウェーデンのおすすめカフェとお役立ち情報
  4. 南フランス旅行記(Biot、Saint-Paul-de-Vence、Grasse、Cannes)
  5. 南フランス&モナコ旅行記(Antibes、Monaco)

Biot(ビオット)観光

ビオットの街
ビオットはアップダウンが激しい崖にそびえ立つ小さな村のような街です。昔ながらのフランスの家屋と雰囲気のある石畳が印象的です。

小さな小道が無数にあって迷路みたいな街

面白いのが、通りの名前が二か国語で併記されているのです。

「一つはフランス語で、もう一つは、、、イタリア語とか?」と聞くと、友人が近くを通った地元の人に聞いてくれて、それが「オック語」という中世のプロヴァンスで話されていた言語だというのです。

現在のスペインの一部から南フランス、そしてイタリアの一部で話されている希少な言語といいます。

見た目の雰囲気はスペイン語やイタリア語のような感じがします。このオック語で「プロヴァンス地域」を意味するのが「ロクシタン」という単語だと言われました。そう、あのロクシタンはオック語だったのです。

ビオット左端に見える看板に二か国語が併記されています

ブラブラしていたらお腹が空いてお昼時になり、街の中心である広場にテラス席を設けているCafé de la Posteというカフェでいただきました。

ここのラム肉のステーキが、信じられないくらいジューシーで最高に美味でした。

実は私はラム肉が苦手です。友人が南フランスのラムは絶対美味しいから食べてみろと言うので注文したら、ほとんど臭みのない柔らかくて脂がのった美味しいお肉でした。

あのラム肉を食べに再びビオットを訪れたいくらいです・・・。

ビオットでランチ3つのレストラン、カフェがテーブルを並べる広場
ビオットでランチどれも絶品な南フランス料理

ラム肉のステーキ(18ユーロ)
エスカルゴのジェノベーゼソース焼き(11ユーロ)
チーズたっぷりのサラダ(15ユーロ)

Café de la Poste

Saint-Paul-de-Vence(サン・ポール・ド・ヴァンス)観光

ビオットを出て次に向かったのがSaint-Paul-de-Vence(サン・ポール・ド・ヴァンス)です。

ビオットからは車で30分程です。

友人オススメの女子ウケする可愛らしい街だというので運転している時から楽しみでした。

山を上がって行く感じで街の入口にはVence行きのバス停もあったので近郊都市からはバスでもアクセス可能かもしれません。

サンポールドヴァンス入口から撮った街

お城のように城壁に囲まれた街はまさに外国人観光客が好きな雰囲気がたっぷりです。

小さいブティックや画廊があって可愛らしいです。夏に訪れたらそれはそれは涼しく、より素敵でしょう。
サンポールドヴァンス

そして日本では見られないヨーロッパらしい景色を楽しむことができました。

サンポールドヴァンス街からの眺め

南フランスはプロヴァンス地方のブランド「ロクシタン」が有名なように、多くのコスメ・フレグランスブランドが生まれています。

サン・ポール・ド・ヴァンスの街の入り口にもロクシタンの大きなショップがありました。そして、私はこの南フランスの小さな街で運命的な出会いを果たしました!

それは、同じく南フランスのマルセイユのブランド「Panier des Sens(パニエデサンス)」を販売している小さなブティックです。

サン・ポール・ド・ヴァンスの街中に無数にある小道でたまたま通った道にひっそりとあるブティックで偶然見つけたのです。

実はこのブランドを知ったのは直前に旅行していたスウェーデンのストックホルムのAirbnbのホストの家でした。ホスト宅の洗面所にあったハンドソープの香りがとっても素敵で恋に落ちてしまい、その場ですぐに検索しました。するとマルセイユ発のブランドで、マルセイユにいくつか店舗があることが分かったのですが、それ以上の情報はフランス語ができない故、断念したのでした。

次の旅先が南フランスなのもきっと何かの思し召しだと、ニースの空港にはないだろうかとか、売っている場所を知らないかと友人にも聞いていましたがそもそも友人も知らないブランドで、さすがにマルセイユまで150kmを運転する自信はなく、あきらめていました。

サン・ポール・ド・ヴァンスのたまたま通りかかった可愛らしい外観に惹かれ中に入ったこのブティックには、欲しかった香り以外にもたくさんのラインナップがあるではないですか!それはそれは大興奮で、最大の旅のご褒美となりました。

このお店では他にも、香辛料やハーブティーを販売していて覗く価値ありです。

運命的なブティック
パニエデサンス10種類近くの香りのボディケアラインナップ
お気に入りのシーフェンネルの香りのパフューム(22ユーロ)、ソープ(13ユーロ)、ハンドクリームとローズゼラニウムのハンドクリーム(7ユーロ)

L’Herbier en Provence

日本でもオンライン購入が可能なようです。価格も少々高い程度なので、香りが気になる方はぜひお試しください ^^

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香水発祥の街、Grasse(グラース)観光

サン・ポール・ド・ヴァンスから車で1時間強、西の方へ行くと日本人にも人気のある香水の街「Grasse(グラース)」があります。

Fragonard(フラゴナール)という老舗ブランドのブティックでは無料の工場見学もあります。私は目の前のパーキングに車を止めて閉館間際のブティックへ。

FragonardFragonard社
Fragonard製造過程

予約制で有料ですが自分の好みに合った調合をさせてくれる Fragonardのオリジナル香水作り体験もあります。

VELTRA

グラースで香水が生まれた背景や、実際に使ってきた工場の設備などを見て、下の階に降りていくとショップになっていて香水やせっけんなどが一面に広がる華やかなお店です。

時間があればじっくり見て回りたかったのですが、残念ながら時間切れでした。

Fragonard洗練されたおしゃれなブティック
Fragonardカラフルでパケ買いしてしまいそうな香水や石鹸

グラースは花の街で、それが香水が生まれるきっかけになっていて、1~2時間あればブラブラして見て回れるほどの規模の街です。

街中にはあちこちに香水やせっけんを販売するブティックがあります。

観光客であふれていることとは思いますがグラースも夏に訪れたら満開の花と緑豊かな綺麗な景色を見ることができそうです。

Parfumerie Fragonard – The History Factory Grasse

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Cannes(カンヌ)観光

暗くなりお腹がすいてきたので美味しいものを求めて南へと30分程走り、カンヌへやってきました。

既に真っ暗なので、海沿いをブラブラして有名なホテルを見物してシーフードのレストランへ。

Restaurant Le Rendez-Vous

牡蠣が美味しいと言うので生牡蠣をオーダーしました。

私は牡蠣が大好きなのですが、日本で二回生牡蠣で食中毒を起こしたことがあり不安でしたが、新鮮だからという友人の説得で一つだけ食べてみることに。

カンヌのシーフードレストランの絶品 生牡蠣 (6コ 12ユーロ)

その絶品さと言ったら人生で一番美味しい生牡蠣でした!

真ん中に輝く赤いビネガーが驚くほど牡蠣を引き立てて、塩分と酸味が絶妙で美味の一言につきます。

「あれ、一つしか食べないんじゃないの~?」と嫌味を言う友人を横目に、これなら食中毒になっても本望だと思い、更に6個追加オーダーまでしました。

このビネガーソースのレシピを知りたいものです・・・。

その他にサーモンとカニのタルタルも美味しかったです。牡蠣でお腹いっぱいになるなんて、幸せな夜でした。

他にも、シーフードの盛り合わせを頼んでいる人もいて、豪華で美味しそうでした。カンヌに行ったらぜひ生牡蠣をご賞味ください ^^

サーモンとカニのタルタル(16ユーロ)
職人がひたすらシーフードのお世話

Restaurant Le Rendez-Vous

 

さて、この後は、モナコ日帰りバス旅行とアンティーブの街を散策です。

モナコの絶景ポイントとアンティーブの素敵なバーを見つけたのでご紹介したいと思います。次の旅レポートをお楽しみに ^^