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スウェーデン

ブカレストのアンリコアンダ空港とLCC「ブルーエアー」搭乗レポート

ブルーエアー

旅好きなみなさん、こんにちは!

お休みを利用してLCCを駆使したヨーロッパ旅行へ行ってきました

今回はスウェーデン3都市(マルメ、ヨーテボリ、ストックホルム)へ友人たちを訪ねて回り、その後に友人と落ち合って南フランス(ニース、カンヌ、アンティーブ、ビオット、サンポールドヴァンス、グラース)を周りました。

9泊10日の旅でしたが、公共交通期間をメインにフランスでは一部レンタカーを利用して、駆け足ながらも充実した旅になりました。

今回は、ブカレストの空港情報、何十回も訪れているスウェーデンでの電車移動や空港・市内間のアクセス、コインロッカーの利用レポートと、美味しいもの食レポ、そして日本人にはまだマイナーな南フランス旅行をレポートしたいと思います。

スウェーデン・南フランス旅の概要

滞在時期:2018年2月 9泊10日
航空券:140ユーロ(Blue Air:ブカレスト-コペンハーゲン、ニース-ブカレスト)=約18,000円
96ユーロ(Norwegian:ストックホルム-ニース)=約13,000円
移動費用:約33,000円(レンタカー除く)
移動手段:飛行機、電車、バス、レンタカー
宿泊費:118ユーロ=約16,000円(Airbnbでストックホルム3泊のみ)
滞在手段:友人宅、AirBnb(ストックホルム)

行きは直行の早朝LCC(格安航空会社)を利用し、午前中にはデンマークのコペンハーゲンに到着し電車でスウェーデンのマルメに移動して半日観光、帰国日は夜ニースを発ち直行便でブカレストに到着というプランです。

ブカレストは市内から空港はタクシーやバスで20~30分です。今回は初めて早朝の市内から空港までと、帰国時の深夜に空港から市内までUber(ウーバー)を利用しましたのでそちらもレポートしたいと思います。

ヨーロッパ3都市間のフライトでも合計約30,000円とLCCは本当にありがたい存在です。ヨーロッパのでLCC利用のコツは、こちらの記事を読んでみてください。

旅の目次

  1. ブカレストのアンリコアンダ空港とルーマニアのLCC・ブルーエアー
  2. コペンハーゲンからスウェーデンへの入国、スウェーデン国内の鉄道移動
  3. スウェーデンのおすすめカフェとお役立ち情報
  4. 南フランス旅行記(Biot、Saint-Paul-de-Vence、Grasse、Cannes)
  5. 南フランス&モナコ旅行記(Antibes、Monaco)

ブカレストからアンリコアンダ(オトペニ)空港までの移動(早朝)

今回はフライトが朝の7:30発だったため早朝にブカレストの空港に向かう必要がありました。ブカレスト市内から空港へは早朝でもかろうじて公共バスもあります。

アンリコアンダ空港は出発「Plecari」ターミナルと到着「Sosiri」ターミナルの二つがありますが、空港の建物内の廊下で繋がっています。

出発ターミナルは空港会社に関係なく一つで、到着ターミナルの出口は地上階と地下の2つの出口の可能性があります。

市内から空港へはNord駅(ノルド駅)から乗ることができる780番と、旧市街に近いウニリ広場から出ていて、大学駅、ロマーナ広場、ビクトリエイ広場などの地下鉄メイン駅を通る783番があります。

もちろん、空港からもこの二つのバスが利用可能です。

しかし、2月は極寒な上に、ルーマニアのことなので万が一、バスが来なかったりしたら大変なのでUber(ウーバー)という個人がドライバーとして登録しているタクシーを利用しました。

ウーバーのアプリ

ウーバーは、スマホのアプリでピックアップ場所と目的地を登録するとドライバーを呼んでくれて目的地まで連れて行ってくれるため、言葉ができなくでも問題なく利用できて、しかもカードでの引き落としが可能なため「ぼったくり」やチップで悩む必要もありません。

今回の出発日は平日でしたが、朝5時でもブカレスト中心部にはドライバーが数人いて、5分程でピックアップに来てくれました。

バスだと市内中心部から30分以上かかることもありますが、ウーバーで20分弱で到着し、22レイ(約600円)と、比較的安心・安価のブラックキャブの半分ほどの金額でした。

ウーバー利用時に気を付けたい2つのこと

1つ目は、金額は乗車時の需要により多少変動するということです。ウーバーを利用して一年経ちますが、私の経験上は、早朝(6時半くらいまで)や深夜(10時以降)は予想に反してかなり割安になっていることが分かりました。

逆に、平日の日中など需要の高い時間帯は、市内・空港間は約35レイです。これは、空港で呼ぶことのできるタクシーの正規料金とほぼ同額です。

2つ目は、ウーバーは捕まらないことがあるということです。ドライバーの稼働状況によるため、時間帯や場所によって、ドライバーが見つからないことがまれにあります。私の経験上、ブカレスト中心部もしくは空港、ショッピングモール付近であればまず問題なく捕まえることができます。

まとめると、空港から利用する際はウーバーとタクシーのどちらもおすすめですが、市内から空港へは、ぼったくりの心配が少ないウーバーの利用がおすすめです。

観光でブカレストに来た際にはアプリをダウンロードしてクレジットカードを登録してぜひウーバーを使ってみることをおすすめします。

ブカレストのアンリコアンダ(オトペニ)空港

アンリコアンダ空港は、正直に言うとかなり質素です。最低限の清潔感はありますが、私はできれば到着時のターンテーブル付近のトイレだけはあまり利用したくありません・・・。出発ゲート内のトイレは全般的に清潔です。セキュリティーゲートと出国審査を終えた後にはTAX Freeのお土産コーナー(ほとんどが24時間営業)があります。

民芸品や名産の蜂蜜などが置いてあって、見るには楽しく、中には市内では見かけないものもあるため時間があれば立ち寄りたいですが、価格重視の場合はお土産は極力市内で購入することをおすすめします。カフェや軽食屋さんはちらほら程度あって、小腹を満たすにはまず困りません。実際に平日朝の6時でもこれらの店は全て営業していました。

空港マップ空港内の地図
空港土産屋出国審査後にある土産物屋さん
空港土産・民芸品民芸品コーナー

LCC利用時に空港で私が欠かさず行うのが「ペットボトルの水」の購入です。

フライト時間にもよりますが、2時間のフライトだとしても空港のセキュリティーを抜けてから最低3時間は水が飲めなくなります。

水分不足はエコノミー症候群の引き金にもなりますが、私は機内で高いお金を出すのは絶対に嫌なので出発ゲート近くの自販機で10レイ(約300円)で水を購入します。

自販機はルーマニア通貨・レイのキャッシュのみ利用可能です。(コインと紙幣)

自販機水やスナックが買える自販機

アンリコアンダ空港内ではコードレスの無料Wifiが利用可能です。「Otopeni Airport」を選択すると接続されます。

ちなみにですが、ルーマニアはEU加盟国ですがシェンゲン協定には非加盟のため、ヨーロッパ国への旅行でも基本的に出国・入国時にはパスポートコントロールがありスタンプを押されます。

また、アンリコアンダ空港の到着ロビーの真下にカルフールエクスプレスというコンビニ程度のスーパーがあり24時間営業です。

パン、飲み物やお菓子、お惣菜なども買うことができます。

お土産を買いそびれた際の頼もしいスーパーです。ルーマニアの陶器などの民芸品も少しあるため、空港に早く着いてしまったらぜひ覗いてみてください。

出発ロビーからのスーパーへの行き方は、空港内を到着ロビーまで3~4分程歩いて、到着ロビーについたら階段を下って一番奥にあります。

空港地下にあるスーパー到着ロビー下のスーパー

Blue Air(ブルーエアー)事情

ブルーエアーは、ルーマニアのLCCですが、国内線はもちろん、ヨーロッパの10か国以上・30都市以上に就航している便利で安価なLCCです。

ブルーエアーの預け荷物制限は購入時のクラスにより3パターンで「不可」、「20kg」、「32kg」です。

預け荷物なしの航空券を買ってしまった後に、預け荷物を追加したいという場合は、必ず事前にブルーエアーのサイトで購入しましょう。

当日空港での購入は片道チケットに近い金額を支払うことになります。

一方機内持ち込みは55x40x20サイズの10kgまで持ち込めます。

ブルーエアーでは、かなり頻繁に公式サイトにてキャンペーンを行っていて、航空券や預け入れ荷物が10~20%割引で購入することができます。

購入を考えている場合には、Facebookをフォローするとキャンペーン情報をいち早く入手できて、かなりお得に購入することができます ^^

「LCCあるある」ですが、持ち込めるはずの小さいスーツケースでも、便が満席の場合には座席上の収納スペースが足りないという理由で、もちろん無料ですが搭乗前にゲートで預け荷物として預けてもいい人を募ることがよくあります。

同じくLCCのライアンエアーの場合は強制的に搭乗の列の後ろの方の人の荷物にタグをつけ始め没収されるという手荒なやり方ですが、ブルーエアーはあくまで自ら預け入れてもいい人を募ります。

いづれにしてもこういった対応によりLCCはよくフライトの遅延が発生します。

空港の大きさにもよりますが、LCC利用で乗り継ぎがある場合は、乗り継ぎ時間を少なくとも1時間半ほど確保した方がいいと思います。

ブルーエアー就航都市ブルーエアーの就航エリア

 

さて、いよいよコペンハーゲン到着です。

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