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ベラルーシ

おすすめのベラルーシ料理レストラン&外せないお土産

旅好きなみなさん、こんにちは!

今回は、ミンスク在住の知人おすすめのベラルーシ料理レストランをご紹介します。物価が安く、手ごろかつお腹いっぱい食べられるメニューが沢山あるので、ぜひミンスクを訪れた際には参考にしてみてください。そしてミンスクに行った際のおすすめのお土産もご紹介します。

1BYN(ベラルーシ・ルーブル)≒53円
※2018年11月時点

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ベラルーシ・ミンスク2泊旅の概要(費用は2人旅の1人分)

滞在時期:2018年11月下旬の週末
経費:航空券33,000円(ブカレスト往復)、ホテル代11,400円、その他移動や食事(お土産は除く)9,800円
移動手段:タクシー、Uber、地下鉄、バス、知人の車

旅の目次

  1. 魅惑の国・ベラルーシへの入国、空港、市内へのアクセス
  2. ミンスクの観光スポット
  3. ミンスク公共交通機関の利用方法
  4. 郊外日帰り旅(世界遺産のお城「ニャシュヴィシュ」と「ミール」)
  5. ミンスクのおすすめのホテル
  6. ミンスクのおすすめのごはん屋さん、外せないお土産

味・雰囲気・サービスよしの「クーフミステル」(Kuhmistr)

ベラルーシ在住の知人のおすすめで訪れたのが大統領府横にあるクーフミステルです。ビジネスディナーにも使われているそうで外国人でも安心のお店です。中に入ると可愛らしい雰囲気のベラルーシ料理屋さんです。

GoogleMapには出てこないけれど、可愛らしくおすすめのレストラン

お店の店員さんも明るく親切で英語もOKです。
私たちはモルスという発酵させた果物のジュースと、クワスというライ麦と麦芽を発酵させて作った微炭酸のアルコールでベラルーシだけでなくロシアやウクライナでも飲まれている飲み物を頼みました。モルスは程よく甘くさっぱりしたジュースで、アルコールが苦手な人にはこちらをおすすめします。

二種類のモルスはどちらも美味

そして、「毛皮のコートを着たニシン」という名のニシンとビーツのマヨネーズ風サラダ、定番のボルシチやドラニキ(ポテトのパンケーキ)、ブリンチキ(クレープ)などを頼み、シェアしました。

毛皮のコートを着たニシン
ドラニキ
ブリンチキ
ボルシチで13.5ルーブル

 

「クーフミステル」(Kuhmistr)

※GoogleMapには載っていないですが、立地は以下です。

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つぼ焼きがおすすめ「ウ・フランツィスカ」(u-franciska)

ミンスクホテルからも徒歩圏内で行けるおすすめのベラルーシ料理屋さんが「ウ・フランツィスカ」です。地下にありますが、店内のステンドグラスの雰囲気がよくて、ご飯もとても美味しいです。

大通り(プロスペクト・ネザヴィシモスチ通り)から小道に入ってすぐのお店

私たちは、モルスやビールなどを2杯ずつくらいと、色々な肉と野菜が入ったつぼ焼き、肉の盛り合わせ、ピクルス、またまた定番のドラニキ、デザートなどを頼み、シェアしましたが、一人35ルーブル程とかなり安く食事ができました。

絶品のつぼ焼き(お肉と野菜入り)

ベラルーシ料理は量が多いので、数人でシェアすると色々な種類のメニューを楽しむことができます ^^

「ウ・フランツィスカ」(u-franciska)

おまけ:地下ショッピングモール内のベラルーシ版ファミレス

ミンスクホテル横の独立広場の地下にある、ショッピングモール「スタリッツア」の中にある、チェーンのファミレスのようなレストラン(正確な名前は不明)は、手軽でおすすめです。

「カフェ」と書いてあります

英語はあまり通じませんが、メニューは写真付きなので、指でさして注文が可能です。

入りやすい雰囲気の店内

私たちは小腹が空いていたため軽めにこちらの二品を二人でシェアしました。

ビーツの冷製スープ&ポテト(粘り気のあるイモ)
アジアン風のサーモンソテーとライス

既にご紹介した郊外の世界遺産・ミール城の城内のレストランも豚肉が最高に美味しくおすすめです。ミール城内にはホテルもあって一般客が宿泊可能です。時間に余裕がある場合はぜひ宿泊してみてはどうでしょう。

雰囲気のあるパーティー用のセッティング

ミール城地下のレストラン(Knyazheskiy dvor)

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ベラルーシで買えるおすすめのお土産

今回はスーパーをメインにお土産探しをしました。購入したのはこちらです。


おすすめは、サイズもお土産にピッタリのベラルーシメーカーのビスケット(0.52ルーブル)とチョコレート(0.46ルーブル)です。ビスケットはパッケージがキュートなだけでなく、普通に美味しくて感動しました ^^ チョコレートも、以前ロシアのチョコをもらった時の微妙なイメージがあったのですが、これは美味しくおすすめできるチョコです。

上の写真の左の箱は、ベラルーシの空港で購入した世にも珍しいベラルーシ産のフェイスクリーム(2ユーロ)です。ハーブを使用したブランドとのことで、香りがほんのりして使用感はさらっとしっとりという感じです。使用し始めたばかりなので感想は後日書いておきたいと思います。

味もよいベラルーシチョコ(小分けサイズ)
スーパーでも買えるサウナセット

ベラルーシはサウナ文化が発達しており、フィンランドのように乾燥させた葉っぱ(写真下の方)でペンペンと叩くそうです。また高温でも長くサウナにいられるように、専用の帽子があります。フェルトのような生地でできていますが、知人曰く、この帽子があると熱気が少し和らぐそうです。ミンスク市内にも公共サウナがあるとのことです。興味がある方は、ホテルスタッフに問い合わせてみるとよいでしょう。

ベラルーシという国

先にもお話したいように、ベラルーシはとても治安がいいです。

でもそれは、国内が常に「コントロール」されているからなのです。

現在でもソ連時代のKGB本部がミンスク市内にあり国家保安委員会として機能しています。そんなベラルーシでは、複数人が集まって活動することを禁止しているそうです。デモや反政府運動の結集を防ぐためでしょう。

スウェーデン人の友人が数年前にベラルーシで言語教育に携わっていた時に、自宅でオフィシャルな交流会のようなものを開こうとした際にも、ベラルーシ警察がドアの前に見張りとして張り付いていたそうです。

数日間の観光客である日本人の私にとっては、特に居心地の悪さを感じることはなかったですが、なんとも不思議な社会です。

ベラルーシを訪れる際には、ぜひソ連の歴史を知っておくとより楽しめるでしょう。

最近私がハマっていて意外にも歴史の勉強になるのがアメリカのシリーズドラマ「The Americans」です。

ソ連のスパイである主人公がアメリカでKGBの指令によって様々なスパイ活動を行うストーリーで、歴史の出来事が描かれていてリアリティがあります。先に観て行っていればKGB本部を見た時の感動はより大きかったと思います。

「The Americans」は現在無料動画はないようですが、NetflixおよびUNEXTで見ることができます!

Netflixで視聴する ≫≫≫

UNEXTで視聴する(無料トライアルあり) ≫≫≫

ベラルーシでの言語

ミンスクでは英語はあまり通じないと思った方がよいです。若い人は英語理解率が若干上がりますが、他のヨーロッパの国と比較するとかなり厳しいです。しかし、人々は優しく、一生懸命手助けしてくれるので、あまり困ることはないと思います。

ミンスクの街中は、ベラルーシ語とロシア語併記が一般的となっています。

どちらの言語もまるでさっぱりな私にとっては全くもって同じに見えてしまうのですが、ロシア語が分かる友人曰く、よく見ると違うのです。地下鉄の構内の路線図などもロシア語で必ず書いてあります。

 

ミンスク在住のベラルーシ人から聞いたのは、大学の授業もほぼロシア語で行われ、若い世代も含めロシア語を話したがる人が多いといいます。歴史的背景もあって、親ロシア的な国民が多く近年はロシア語の方がメジャーな公用語となりつつあるそうです。

さて、ミンスクを訪れる準備は万端でしょうか?魅惑の国・ベラルーシへの旅をぜひ計画してみてください ^^