100倍楽しい旅の作り方 と 日々見つける美味しいものを紹介します!
イスラエル

エルサレムの治安と街歩き

旅好きなみなさん、こんにちは!

イスラエル旅は、テルアビブ、死海と周り、最後はエルサレムです。私たちは、いわゆる休日にあたる土曜の午後にエルサレムに到着し、日曜の夜便でイスラエルを去りました。エルサレムは主要な観光スポットが集中しているため、1泊でも十分楽しむことができました。まだまだ日本では馴染みの薄いエルサレムを写真メインにご紹介したいと思います ^^

1 ILS(シェケル)≒30円
※2019年8月時点

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エルサレムの観光エリア

エルサレムの主要な観光エリアは以下のようになっています。

私たちは、土曜の午後に新市街を散策し、日曜の半日強で旧市街の北のダマスカス門(ダマスカスゲート)から入り、新市街、旧市街ともに全て徒歩で回りました。

2019年6月頭の気温は、既に40℃に達する勢いだったので、この時期から秋にかけて観光する際には、帽子、サングラスは必須で、現地では水分補給をこまめに行うことをおすすめします!ペットボトルフォルダーや軽量の水筒があると、コンビニやスーパーで買った冷たい水をできるだけ冷たいままキープできます ^^

エルサレムの新市街

私たちが新市街を街歩きをしたのは土曜の夕方だったため、まだ安息日の最中でした。安息日は金曜から土曜の日没までと言われていて、エルサレムではその間はお店がお休みとなっています。(テルアビブはもう少し開いているお店があります。)

観光客がちらほら歩いているくらいの静かな土曜午後の新市街

実際に6月頭のエルサレムの日没は20時頃でしたが、街を歩いてみた限り、お店がオープンしたのは21時過ぎとかなり遅かったです。

飲食店はほんの一部は19時くらいから開いていました。

新市街エリアは旧市街とは雰囲気が全く異なり、テルアビブに近いモダンな街並みです。

緑が植えられた街中

死海のコスメを売っているお店やおしゃれなカフェなどもありました。

暗くなると照明で幻想的な雰囲気に

旧市街の街歩き

日曜日は気合を入れて朝から旧市街散策へ。

前日に発砲事件があったというダマスカス門から入るという、今考えるとかなり攻めた私たちです・・・笑

そのダマスカス門までの途中に、よくある観光地の文字モニュメントがあるというので寄ってみることに。

I Love Jerusalemのモニュメント

アメリカからの大家族の集合写真を頼まれて、友人が撮っている時に、なんだか絵になる光景だったので私もパシャリ ^^

そんなこんなで、そのまま進んでダマスカス門へ。至って平和な晴れた日曜という感じの雰囲気です。

ダマスカス門

ただやはりダマスカス門に近づくと、銃を持った警察部隊が沢山張り付いていて、ダマスカス門の上にも監視の警察隊が常に銃を構えて民衆を監視していて、少々緊張感がありました

旧市街の中は迷路のように細い路地が沢山あって、食品やお土産、雑貨などのお店がひしめき合っています。まさに「中東」のスーク(市場)という雰囲気です ^^

私たちは最大の観光スポットの一つである聖墳墓教会を目指し、宗教的に所縁のある小道やポイントを歩いていきました。

ところどころ警察隊が立っていたり、屋根から監視していますが、治安が悪いと感じることはなく、危ない目に遭ったり、見かけたりすることもありませんでした。

観光客がそれなりに多く、細い道はところどころ混みあっていました。

聖墳墓教会の入り口

聖墳墓教会は無料で見どころが沢山あり、観光客で大変混みあうため、一通り見学したい場合には1時間くらいみておくとよいと思います。

二階や半地下のようなスペースもあり、足元がよくない部分もあるため、歩きやすい靴で周ることをおすすめします。

観光客で混みあうのは、イエスが息を引き取った場所とされる二階部分にある展示と、イエスの墓とされている教会in聖墳墓教会です。

イエスが息を引き取った場所

観光客が列をなして聖なる場所に足を止めています。

イエスの墓

イエスの墓は、入り口を入ってすぐ左にあります。

イエスの墓の内部に入るための行列

イエスの墓は一つの教会のようになっていて、内部は非常に狭く一度に4~5人しか入れないため、私たちが訪れたお昼頃の時間帯では30分以上の行列になっていました。

内部は撮影禁止のためお伝え出来ませんが、暗く厳かな雰囲気で、一番奥にお墓があり、手を合わせられるようになっています。

キリスト教徒でない私ですが、その雰囲気にはゾクゾクしました。

その他にも、アルメニア正教のエリアなど、複数のエリアがあります。

灼熱のエルサレムですが、聖墳墓教会に入る時には、肌の露出が少なくなるよう羽織るものを用意するとよいと思います。特に服装制限をするような係員などは見かけませんでした。

この後私たちは嘆きの壁を目指しました。

嘆きの壁は、イスラム教徒の聖地である岩のドームのすぐ隣にあるため、金ぴかのドームを目印に進みます。(岩のドームはイスラム教徒のみ入場可のため近づきませんでした。)

嘆きの壁は屋外で、太陽を遮るものが何もないため、とにかく暑いです!!できれば朝一番や日没近い時間に行くのがいいかと思います。

岩のドームの手前に見える壁が、嘆きの壁

まずはセキュリティーゲートがあり、簡単な荷物検査があります。

普通の荷物は没収されることはないので、心配無用です。

その後、壁の正面で男女の入り口が分かれているため、それぞれに入ります。

パラソル横にフェンスがあり、男女で仕切られている。右が女性エリア。

男女別ですが、少し離れた正面からは両方の様子を見ることができます。

フェンス越しの女性エリア

嘆きの壁の後は、エルサレムの眺望を求めてダビデの塔へ。

歴史博物館も併設されているダビデの塔

ダビデの塔と歴史博物館は通常は入場料(約2000円程)がかかりますが、この日(6月2日)は「エルサレムデー」だったため、無料開放していました ^^ ラッキーです。

ダビデの塔の中庭
塔の頂上の展望エリアからの眺め

展望エリアからは、岩のドームもよく見えます。

この日は入場無料の上に、中庭で無料コンサートが行われていて、水やレモンジュースなども無料で配られていました。

私たちはコンサートは見る時間がなかったけれど、冷たい飲み物をたっぷりいただいて、日陰で少し休憩させてもらいました ^^

このダビデの塔にはとっても清潔なお手洗いが完備されていました。

海外ではトイレ事情がピンキリだと思いますが、このお手洗いはお勧めできます ^^

清潔なお手洗い

ダビデの塔を後にして、私たちは体力も消耗したため、ホステルに戻りがてらショッピングストリートを散策することにしました。

ダビデの塔からヤッフォ門へ出てすぐにある、屋外ショッピングモール「マミーラ・アベニュー」です。

ブランドショップや死海コスメショップ、カフェやレストランなどが立ち並ぶオシャレなショッピングストリートです。

この通りにある絶品のジェラート屋さん「GOLDA」がおすすめです。

イートインもできて便利

店員さんがとても気さくで、味見をたくさんさせてくれます ^^

2種類を選んでこんな感じで22シェケルです。

濃厚なお味で、灼熱のエルサレムの街歩きにピッタリの糖分を与えてくれます ^^

ショッピングストリートは全長200m程と短く、サクッと見ることができます。

この日はエルサレムデーということで、たくさんのイスラエル人が旗を掲げて集まって歌を歌ったり、踊ったりしている光景を見ることができました。

街のいたるところで盛り上がっていました。

ショッピングストリートの広場に集まる若者たち

さて、数回に渡るイスラエル旅レポートいかがでしたか。

イスラエルは、歴史的にも、文化的にも、人生で一度は行く価値のある、とても不思議で興味深い国だと思います。

多民族が入り混じるこの地域を、軽々しく興味深いと言ってはいけないかもしれませんが、日本にいては見えない独特の生きた人々の熱を感じることができると思います。