旅好きなみなさん、こんにちは!
前回に続き南フランス旅のレポートをご紹介します。
今回は観光拠点にした友人の別荘のあるAntibes(アンティーブ)という可愛らしい街と、バスで行った日帰りモナコ観光でのおすすめスポット、美味しかったものなどをレポートしたいと思います。南フランスは人々も優しく、食べ物も美味しく一人でも楽しめるとてもおすすめの観光地です。
1EUR(ユーロ)=130円(2018年3月時点)
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旅の目次
ニースのコートダジュール空港からAntibes(アンティーブ)へのアクセス
アンティーブはピカソが制作活動の拠点にしていたこともある、穏やかな気候で景色の良い南フランスの地中海沿岸にある小さな街です。
大きな観光スポットはピカソ美術館程度ですが、別荘地として夏場は特に近隣のヨーロッパからたくさんの観光客が訪れます。
夏がイチオシのアンティーブではありますが、2月でもヨーロッパの他都市と比べて比較的温暖で、オフシーズンな分、観光客が少なくゆっくり観光できるため、おすすめです。
コートダジュール空港はFREEWiFi完備で、月に4回までメールアドレスや国籍などの情報を登録することで利用可能です。空港のWiFiを利用してアプリで長時間通話をしていたところ、たまに途中で切れましたが基本的には繋がります。
ベンチにはコンセントが近くにある場所もあり、ベンチに座りながらスマホを充電することもできました。コートダジュール空港にはターミナルが2つあり、ターミナル間は無料のシャトルバスが出ています。ターミナル2の方が施設が新しくきれいで大きいです。
航空会社によって利用ターミナルが異なるため事前にチェックしておきましょう。
ニースのコートダジュール空港からアンティーブへはバスが出ています。
ローカル線と空港バスがあります。ローカル線は200番で停車駅が多く40分程かかりますが片道1.5ユーロと安いです。ただ、トランクを置くスペースが特に車内に用意されていないため、混んでいる時は少々不便です。
一方の空港バスは250番で所要時間20分程と早いですが往復16.5ユーロ(片道11ユーロ)です。空港バスの利用には、空港内の券売機もしくはカウンターやバスターミナルの券売機でチケットを買います。ローカルバスは車内で現金での支払いが可能です。
いずれのバスもアンティーブの発着は、鉄道駅のすぐ上のバスターミナルとなります。降りる時は必ずボタンで知らせる必要があり、ボタンを押さないと止まってくれないため注意です。
ちなみに、私は今回、南フランス内の移動にレンタカーを利用したのですが、フランスでオートマ車を探すのはかなり難しいことが分かりました。
アンティーブにはレンタカー大手のHertzを始め少なくとも4社のレンタカー会社が駅の近くにありますが、オートマはどこも日産ジューク以上のサイズのみでメルセデスやBMWの大きい高級モデルしかありません・・・。
今回はHertzで金曜から日曜の2日間レンタルして、保険フルカバーで220ユーロほどでした。(ガソリンは自分で満タンにして返す前提)決して安くはないですが、南フランス内陸の小さな街を巡るには車が必須だったため選択肢はないと思いました。
南フランスの私が観光した範囲では、駐車場はだいたい2時間2~4ユーロが相場で、高いところは6ユーロくらいですが、事前に分からないため入ったとこ勝負です。
アンティーブのレンタカー会社
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アンティーブ観光
アンティーブは旧市街をブラブラするのもおすすめですが、ぜひ晴れた日には海岸沿いを歩いてみてください。
冬でも素敵な景色に出会うことができます。2月でも昼間は15度くらいあり、天気がいいと体感温度は20度くらいになります。ブラブラ散歩したりカフェ巡りをするのもおすすめです。
基本的に冬でも観光には十分の南フランスですが、レストランは休業するところも少なくありません。
カンヌやアンティーブの海沿いのレストランは2月は半分くらいが休業していました。少し物足りなさを感じるかもしれませんが、開いている美味しいお店もあるのでご紹介します。
今回、旧市街のこじんまりしたレストランで夕飯をいただきましたが、美味しくボリュームもあり良かったです。
ムール貝が美味しい!「Le Tire Bouchon」
飲んだのは、白ワインをグラス1杯ずつの後にデキャンタを2人でシェア、リモンチェロで30ユーロでした。
Le Tire Bouchon
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アブサンが飲める、雰囲気抜群のピアノバー「Absinthe Museum」
白ワインでほろ酔いの中、たまたま通った小道の地下のバーが最高に素敵ですっかり気に入りました。
レストランから海辺に向かって歩いて200m程のアブサン(アニスのお酒)を提供していてピアノマンの生演奏&生歌が聴ける、帽子がたくさん置いてあるバーです。
バーには76度までの様々なアブサンがあり、角砂糖を水滴で溶かし落として割って飲みます。
これが角砂糖2個を溶かすと絶妙な甘味で、お酒の苦手私でもなぜか美味しくいただけてしまうのです(笑)アニスと聞くと体にもいい気がしてしまうというのもあるかもしれませんが。
面倒見のいいおじさんマスターが飲み方を教えてくれて、ピアノマンにはリクエストができます。エルトンジョンからエドシーランまで100曲近いリストを持っているピアノマンは弾き語りがとても上手で、最高に幸せな夜でした。
ちなみにアブサンは一杯10ユーロ。
私たちは50度くらいのものを頼んだため、76度のものだともう少し高いかもしれませんが、かなりアルコールが強く、水で割って飲むため一杯をちびちびと飲む感じでそれもまた良いのです。
土曜の夜だったからか、お店はほぼ満席になり地元の人と観光客で盛り上がる楽しい雰囲気を味わうことができました。
Absinthe Museum
モナコ日帰り観光
ニースに行くならばモナコへの日帰り旅行がおすすめです。
というのも、ニースのコートダジュール空港からモナコへはバスが出ており片道22ユーロで約1時間程で訪れることができます。このバスは8:30から22:00までほぼ30分間隔で出ているため便利です。
海外沿い走るため、道中バスからの絶景を楽しむことができます。絶景を楽しみたい場合にはぜひ右側の席に座ることをおすすめします。
モナコでは何箇所かで下車できますが、観光案内所に近いMonte-Carloで降りるのがおすすめです。
また観光案内所ではバスの乗り方やニース市内へのバス情報も丁寧な説明を受けることができます。
モナコ観光には最低3時間はあった方がいいですが、一日あれば十分なのでとても高額なホテルばかりのモナコに宿泊をする必要はないと思います。
モナコの街は小さいのですがアップダウンを利用して街が形成されているため、徒歩の移動は正直キツイです。
街中をほぼくまなくバスが走っていて、一回1.5ユーロと安価なためバス利用がおすすめです。
券売機のある停留所とない停留所があるため注意が必要です。券売機でのカード支払いは6ユーロ以上からで6ユーロ未満の場合は現金かつコインのみ利用可能です。
購入方法は、画面で英語を選択し1回券を選ぶのみでとても簡単です。24時間有効の一日券5ユーロなどもあり、券売機で簡単に選択できます。
モナコは、F1コース巡りや海洋博物館以外にはこれといった観光スポットはあまりないのですが、お金をかけなくても行けるおすすめスポットは、モナコの海を一望できるJardin Exotique公園です。
観光案内所前のバス停から2番バスで15分くらいです。丘を登って行くだけあってとっても眺めのいいスポットがあり展望マニア必見です。
Jardin Exotique公園の入場は有料ですが、チケット売り場の手前に展望ベランダがあり、そこからの眺めが最高なのです。
他にはモナコ公国の建物がある丘の上の街歩き、海沿いの緑豊かな海洋博物館近くの公園などは天気がいい日はとても気持ちよくおすすめです。
ニースまでのバス停近くに美味しいケーキ屋さん(カフェ)を見つけたのでご紹介します。
L’Épi d’Or
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モナコからニース市内へのアクセス
ニース市内へは100番のバス(1.5ユーロ)でほぼ20分間隔で運行しています。
ローカルバスのため停車が多くニースまで1時間ほどかかりますが、安くて便利です。
乗り場はモナコ内に3つあり、どこから乗っても車内で支払いができます。細い道をひたすらニースまで走ります。
コートダジュール空港に戻る場合には同じバス停から100Nというバスが出ています。
モナコ中心にあるニース行きバス乗り場
ニースの市内ではLe portというバス停に停まり、ここが終点です。
ニースは街には至るところにバス停があり少々ややこしいです。
ニースでバスを降りて、そこからアンティーブに行くにはカンヌ行きの200番のバスに乗りますが、バス停は2kmくらい離れた海沿いにあります。
マクドナルド近くの大通りに大き目のバス停があり、そこから200番が出ています。2kmくらいありますが街中を歩く感じで、綺麗な公園の中を通ることができるため、散策気分でバス停を目指すと楽しめると思います。
アンティーブ、カンヌ行きバス停までのアクセス
こちらも1.5ユーロで乗車時に車内で支払います。
1時間程でアンティーブに着きますが、いくつか降りるスポットがあります。
あまりにも情報が少なく、バスのドライバーには聞ける雰囲気ではなかったので私自身少し心配でしたが、アンティーブの鉄道駅もしくはその次もしくは二つ目のChaudonという停留所で降りれば街の中心部から徒歩圏内のため安心です。
ちなみに、ニース、アンティーブ、カンヌ間は電車もあります。ニースからアンティーブは25分、カンヌまでは40分と早いため、時間がない場合は電車を利用するとよいです。
以上スウェーデン、南フランスの旅でした。
自力での旅はハプニングもありますが、その地域の人と一緒にバスに乗ったりと楽しいことが沢山です。次回のレポートもお楽しみに ^^